いやはや』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

田沼アサが「Harta」で連載する『いやはや』は、学園を舞台にした青春群像劇だ。日常の些細な出来事を通じて、若者たちの揺れ動く感情と関係性の機微を描く。恋愛感情、友情、自分自身との向き合い方——答えの出ない問いに戸惑いながら、それでも前に進もうとする姿が、静かに、しかし確かに刻まれていく。

田沼アサの作風は、派手な展開や劇的な事件に頼らない。むしろ、人と人の間に生まれる小さなズレや、言葉にならない感情の揺らぎを丁寧にすくい取ることに力点を置いています。その独特のタッチは、キャラクターの表情や仕草に繊細な陰影を与え、読者は登場人物たちの内面を自然と追体験することになる。学園という限定された空間だからこそ、かえって普遍的な青春の痛みと輝きが浮かび上がる構造です。

既刊4巻、連載は現在も続いている。焦らず、急がず、ただ丁寧に——この作品が描く時間の流れに、あなたも身を委ねてみてください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊4巻、なのに読み返す回数がおかしいんです。

田沼アサが描く「いやはや」は、学園を舞台にしたスライス・オブ・ライフなんですが、これが妙に心に引っかかる。登場人物たちが恋愛したり自己探求したり、ごく普通の青春を過ごしているだけなのに、なぜか目が離せない。何が起きるわけでもないのに、何度も同じページをめくってしまうんです。

その理由は、田沼アサの「間」の取り方にあります。会話と会話の隙間、表情が変わる瞬間、誰かが何かを言いかけて飲み込む一コマ。そういう些細な描写に、言葉にならない感情が詰まっているんですよ。「あ、これ自分もやったことある」って思わず膝を打つような瞬間が、さりげなく、でも確実に刺さってくる。

Hartaで連載中の本作は、派手な展開も劇的なセリフもありません。でもだからこそ、読んだあとに妙な余韻が残るんです。ページを閉じたあとも、登場人物たちが今も続きを生きている気がして、ふとした瞬間に思い出してしまう。

4巻しかないから、今から追いかけるのにちょうどいい。この「何でもない日常が愛おしくなる感覚」を、ぜひ味わってほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『いやはや』は全何巻?

現在4巻まで刊行中です。