『あるいとう』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
主人公・糸は、学校では誰にでも優しい「いい子」として通っている。だが家に帰れば、毒舌と本音をブログに綴る二面性を持つ少女だ。そんな彼女の周囲には、幼なじみや男勝りな友人など、個性的な面々が集まっている。表の顔と裏の本音、どちらが本当の自分なのか。糸の日常は、そのギャップを抱えたまま回り続ける……。
『Margaret』誌で連載された本作は、少女漫画の王道である学園ロマンスに、現代的な「ネット上の自己表現」という要素を持ち込んだ意欲作だ。主人公が「優しい子」を演じながら、ブログで本音を吐露するという設定は、SNS以前の時代にあって先見性があった。複数の男子が糸を取り巻く逆ハーレム構造を採りつつも、物語の核にあるのは糸自身の内面葛藤である。表と裏、どちらも「本当の自分」であるという矛盾を抱えた少女の姿を、コメディとドラマのバランスで描き出している。著者のNANAJI Nagamuは『Senpai』でも知られるが、本作では日常の機微を捉える筆致が冴えている。
既刊11巻。糸の二面性がどう決着するのか、その行方を見届けたい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊11巻。
まだ誰も知らない「本当の私」を、あなたは持っていますか?
学校では完璧な優等生。でも家に帰れば、誰にも言えない自分がいる。そんな二面性を抱えた主人公が、ある日偶然、クラスメイトに素顔を見られてしまうんです。しかもそれが、普段は絶対に関わらないタイプの男子たちで——。
「あるいとう」が描くのは、息苦しいほどリアルな「人に見せる顔」と「本当の自分」のギャップなんです。誰もが経験したことのある、あの感覚。友達には明るく振る舞っているけど、本当は疲れてる。強がってるけど、泣きたい夜もある。そういう「言葉にできない本音」を、この作品は恐ろしいほど正確に掴んでくる。
Margaret連載だからこその繊細な心理描写と、それでいてクスッと笑える日常のバランスが絶妙なんですよ。男勝りで強気な女の子も出てくるし、優しい主人公に惹かれていく複数の男子たちとの距離感も、一人ひとり違って目が離せない。恋愛要素ももちろんあるけれど、それ以上に「自分らしくいるって何だろう」って問いかけが、ページをめくる手を止めさせないんです。
偽りの人格を演じ続ける苦しさ。それでも誰かと繋がりたい切なさ。11巻かけて丁寧に紡がれる物語だからこそ、キャラクターたちの成長が胸に染みてくるんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『あるいとう』は全何巻?
全11巻で完結済みです。