あめつちだれかれそこかしこ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

日常の裏側に神話が息づく世界で、少女たちは学校生活を送りながら、家族のルーツや神々との関わりに向き合っていく。ごく普通の高校生活のはずが、ふとした瞬間に「あめつち」の気配が滲み出す。彼女たちを取り巻く不思議な縁は、遠い昔から続く物語の一部なのか……。

青桐ナツが2015年からComic Avarusで連載を続ける本作は、少女漫画の王道である学園生活と、神話的要素を掛け合わせた異色の作品である。ファンタジーに振り切るのでもなく、日常系に留まるのでもない。神話が生活の一部として溶け込んでいる世界観が、この作品の最大の武器だ。家族の歴史、神々の系譜、そして現代を生きる少女たちの日常が、静かに、しかし確実に絡み合っていく構成は、既刊10巻を数えても飽きさせない。スーパーナチュラル要素を前面に押し出さず、あくまで日常の延長として描く手腕は、長期連載ならではの熟成を感じさせます。

神話と日常が交差する場所で紡がれる物語を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

2015年から10年近く描き続けられている、知る人ぞ知る傑作です。

「あめつちだれかれそこかしこ」。このタイトルを声に出してみてください。古語のリズムが、どこか懐かしくて不思議な感覚を呼び起こすでしょう。青桐ナツが紡ぐこの物語は、神話と日常が溶け合う、少女漫画の新しい境地なんです。

Comic Avarusという自由な場で、作者は誰にも急かされることなく、丁寧に世界を編んできました。既刊10巻。一巻一巻が、読者との約束を守り続けてきた証なんですよ。スクールライフでありながら、そこには神話の気配が漂い、日常の中に非日常が息づいている。教室の窓から見える景色が、いつもと違って見える瞬間があるでしょう。この作品はそんな感覚を、ページをめくるたびに呼び起こしてくれるんです。

家族というテーマが、神話という普遍的な物語と交わるとき、何が生まれるのか。血のつながりだけが家族じゃない。神様と人間の境界線だって、私たちが思うほどはっきりしていないのかもしれない。

少女たちの日常に、天と地のあわいが見え隠れする。2015年から連載中のこの作品を、まだ知らない人に出会ってほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『あめつちだれかれそこかしこ』は全何巻?

現在10巻まで刊行中です。