あまんちゅ!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

海辺の町に転校してきた小日向光は、ダイビング部に所属する天真爛漫な少女・大木双葉と出会う。双葉に誘われ、光もまたダイビングの世界に足を踏み入れることになる。透明な海、友との語らい、潜水の技術を一つずつ覚えていく日々。伊豆の海を舞台に、少女たちの穏やかで、しかし確かに煌めく青春が描かれる。

天野こずえの名を広く知らしめた「ARIA」は、未来の水の惑星を舞台にしたファンタジーだった。その天野が今度選んだのは、現代日本の実在する海である。ARIAで培われた、何気ない日常を慈しむ眼差しはそのままに、ダイビングという具体的なスポーツを軸に据えることで、物語は新たな手触りを獲得している。海中の描写は繊細かつ詩的で、読者は紙面を通じて潮の香りを感じるだろう。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞の受賞は、その評価を裏打ちする。

掲載誌はComic Blade、全17巻で2021年に完結を迎えた本作は、2016年にJ.C.STAFFによってアニメ化もされています。静かで温かな物語を求めるなら、今こそ手に取るべき一作です。

まだ読んでいないあなたへ

17巻かけて、たった一つのことを伝え続けた漫画があるんです。

「海に潜る」というだけの物語が、なぜ文化庁メディア芸術祭で優秀賞を獲ったのか。答えは簡単で、この作品は「初めて何かに夢中になる瞬間」を、これ以上ないほど丁寧に、優しく、そして確かに描いているからなんですよ。

主人公の女子高生がダイビングと出会い、海に潜り、仲間と笑い、また海に潜る。本当にそれだけ。でも読んでいると、自分が何かに夢中だった頃の感覚が蘇ってくるんです。好きなことを語る友達の顔、新しい世界が開けた時の胸の高鳴り、できなかったことができるようになった瞬間の小さな誇り。そういう「生きてる実感」が、1ページ1ページに染み込んでいる。

「ARIA」で水の都の空気感を描いた天野梢が、今度は海中という舞台で見せるのは、キラキラした青春じゃない。もっと静かで、もっと深い、「誰かと一緒にいる幸せ」なんです。

アニメ化もされて、台湾でも翻訳されるほど支持された理由が、読めば分かります。これは「ダイビング漫画」じゃなくて、「自分の居場所を見つける物語」だから。

疲れた日に読んでください。心がすっと軽くなる、そういう作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『あまんちゅ!』は全何巻?

全17巻で完結済みです。