『Y十M(ワイじゅうエム)〜柳生忍法帖〜』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
徳川幕府三代将軍家光の治世、将軍家の世継ぎ問題を巡り、柳生一族が血で血を洗う闘争に巻き込まれていく。跡目争いに翻弄される若き剣士たちと、彼らを操る老獪な権力者たち。刃と策謀が交錯する中、愛憎と復讐の連鎖が加速する。忍法という名の異能が飛び交い、人の業が剥き出しになる時、果たして誰が生き残るのか……。
『甲賀忍法帖』で時代伝奇小説に革命をもたらした山田風太郎の傑作を、瀬川正明が青年誌の土壌で漫画化した本作は、2006年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。原作の緻密な人物造形と権謀術数を損なうことなく、瀬川は青年誌ならではの暴力描写と濃密な人間ドラマを前面に押し出した。忍法合戦という枠組みの中で、権力闘争に翻弄される者たちの悲哀を描き切る手腕は見事です。既刊11巻で完結し、2008年には実写映画化もされた本作は、Del Reyによる英語版をはじめ海外でも広く読まれ、山田風太郎作品の国際的再評価にも一役買っています。
時代劇×忍法バトル×権謀術数。三つの要素が高次元で融合した傑作を、未読ならば今こそ手に取るべきです。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この一行が、この作品の異常なまでの完成度を物語っています。
『甲賀忍法帖』で日本の伝奇小説に革命を起こした山田風太郎が、その筆で描いた「柳生忍法帖」を、瀬川正明が漫画化したのが『Y十M〜柳生忍法帖〜』なんです。原作者の名前を聞いただけで、忍者モノが好きな人なら背筋が伸びるはず。でも、この作品を知らずに過ごしてきた人も多いんじゃないでしょうか。
江戸時代、剣術の名門・柳生一族を軸に繰り広げられるのは、単純な勧善懲悪じゃない。権力、復讐、忍法という三つの要素が絡み合い、一度読み始めたら最後まで一気に駆け抜けることになります。歴史の教科書には載らない、しかし確かに存在したかもしれない暗闘。それを山田風太郎という天才が練り上げ、瀬川正明が命を吹き込んだ。
忍法バトルの凄まじさ、人間ドラマの深さ、そして歴史の重み。既刊11巻という読みやすいボリュームに、これだけのものが詰まっている作品はそうそうありません。映画化もされましたが、原作の密度はやはり桁違い。
山田風太郎作品を一度も読んだことがない人にこそ、手に取ってほしいんです。伝奇時代劇の最高峰が、ここにあります。
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よくある質問
『Y十M(ワイじゅうエム)〜柳生忍法帖〜』は全何巻?
全11巻で完結済みです。