『VIVO!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
学校という場所は、子どもたちにとって人生の大半を過ごす世界だ。そこで起こる小さな出来事、友人との関係、先生との対話。瀬川藤子『VIVO!』は、そんな日常の断片を丁寧に切り取った学園もの。主人公たちが直面するのは、誰もが経験したことのある些細な悩みと喜び。派手な事件も劇的な展開もない。あるのは、確かに「そこにある」日常の手触りだけ……。
瀬川藤子は『お嫁さんは神様です。』や『ハシレジロー』など、教育現場や人間関係を題材にした作品を発表し続けてきた作家です。本作もComic Avarusで連載された、その系譜に連なる一作。スライス・オブ・ライフというジャンルは、ともすれば「何も起こらない」と捉えられがちですが、瀬川の筆致は違います。登場人物たちの表情の機微、言葉にならない感情の揺れを、静かに、しかし確実に描き出す。日常を「切り取る」のではなく、「見つめる」作品なのです。
既刊3巻。教室の空気を、もう一度思い出したい人へ。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻。
そう、たった3巻なんです。でもこの短さが、この作品の潔さそのものなんですよ。
瀬川藤子が描くのは、教室という誰もが知っている場所で起きる、でも誰も気づかなかった小さな奇跡です。先生と生徒、友達同士、家族との間にある見えない糸。その糸がほどけたり、絡まったり、ときには切れそうになる瞬間を、この人は嘘なく描くんです。
「こんなこと、あったかもしれない」って思わせる力がすごいんですよ。派手な事件も、大げさなドラマもない。ただ、誰かの何気ない一言が誰かの胸に刺さって、その人の明日が少しだけ変わっていく。そういう、本当に大切なものだけを丁寧にすくい取っているんです。
教育現場を舞台にした作品は数多くあるけれど、「VIVO!」が特別なのは、答えを押しつけないところ。正解なんてない人間関係の中で、登場人物たちが迷いながら、それでも前を向こうとする姿が、読んでいるこっちの背中まで押してくれるんです。
3巻で完結している潔さも、読み終えたあとの余韻を深くしています。この作品に出会えたことが、あなたの明日を少しだけ優しくしてくれるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『VIVO!』は全何巻?
全3巻で完結済みです。