『VINLAND SAGA』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
11世紀初頭、北海を舞台に生きるヴァイキングたちの物語。主人公トルフィンは、幼少期に父を殺した仇敵アシェラッドの傭兵団に身を置き、復讐の機会を窺いながら戦場を駆ける。剣と斧が飛び交う戦乱の時代、少年は何を得て、何を失うのか……。
幸村誠が「プラネテス」で宇宙のゴミ拾いを通じて人間の矮小さと尊厳を描いたように、本作では北欧神話の英雄譚を下敷きにしながら、暴力の連鎖と贖罪という普遍的なテーマに切り込んでいます。2005年の連載開始から20年、既刊29巻を数える長期連載でありながら、物語は一貫して「本当の戦士とは何か」を問い続ける。復讐に燃える少年期から始まり、奴隷に身を落とした青年期、そして新天地を求める壮年期へと、主人公の人生を丁寧に追う構成は、成長物語としても読み応え十分です。戦闘シーンの迫力と歴史考証の精緻さが両立し、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第36回講談社漫画賞一般部門をダブル受賞したのも納得でしょう。
史実とフィクションが交錯する北欧世界で、一人の男がたどり着く答えを見届けてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊29巻、20年の連載。
父を殺された少年が、復讐のためだけに生きる戦士になる。11世紀、北海を舞台に繰り広げられる凄惨な戦いの日々。血と泥にまみれ、憎しみだけを糧に刃を振るい続けた先で、彼が掴むのは本当の強さなのか、それとも虚無なのか。この作品が描くのは「戦士が戦士であることをやめる」物語なんです。
『プラネテス』の幸村誠が、バイキング時代を舞台に問うのは「本当の戦士とは何か」。剣を振るうことが正義だった時代に、剣を置く勇気を持てるのか。奴隷に堕ちても、誇りを捨てなかった男たちの生き様が、ページをめくるたび胸を打ちます。
戦闘シーンの迫力は圧倒的です。斧が肉を裂き、盾が砕け散る一コマ一コマに、命の重さが宿っている。でもこの漫画の真骨頂は、戦いが終わった後の静けさにあるんです。誰かの死が、生き残った者の人生をどう変えていくのか。その問いが、29巻かけてじっくりと描かれていきます。
講談社漫画賞とメディア芸術祭大賞のダブル受賞。アニメ化も話題になりましたが、やはり原作の画力と構成力は別格です。1ページ目から、歴史の重みと人間の業が同時に押し寄せてくる。
復讐か、赦しか。この問いに、簡単な答えは用意されていません。ただ、読み終えたとき、あなたの中で「強さ」の定義が確実に変わっているはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『VINLAND SAGA』は全何巻?
全29巻で完結済みです。