SK8R'S』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

都市の片隅、若者たちがボードを蹴り上げる音が響く。主人公たちはスケートボードを通じて日常を切り開き、それぞれの青春を刻んでいく。パークで、路上で、仲間と過ごす時間の中で、彼らは何かを掴もうとしている……。

トジツキハジメは青年向けスケートボード作品を得意とする作家だが、本作ではそのリアリティへのこだわりが一層際立つ。『月刊!スピリッツ』という青年誌の土壌を活かし、カルチャーとしてのスケートボードを正面から描いている。トリックの描写は細部まで正確で、アスファルトを削る感触が伝わってくる。だが本作の核心は技術そのものではない。ボードに乗る者たちの関係性、そこに流れる空気こそが作品の骨格です。友情というテーマは陳腐に響くかもしれないが、トジツキの筆は表層を滑らず、彼らが共有する時間の重さを丁寧に掬い取る。成長は派手な展開ではなく、日々の積み重ねの中に静かに宿っています。

既刊3巻。青春をスケートボードに賭けた者たちの、等身大の物語がここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻。

それでもう、スケートボードに対する見方が変わるんです。

トジツキハジメが描くのは、派手な大会優勝物語でも天才少年の成長譚でもありません。ただ、板を蹴って、転んで、また立ち上がって、仲間と笑い合う。そんな日常の中に、人生を賭けるに値する「何か」が確かに存在することを、この作品は圧倒的な熱量で証明してみせるんです。

月刊スピリッツで2019年から2021年にかけて連載された本作の特徴は、そのリアルさ。アスファルトの質感、擦り傷の痛み、何度やっても決まらない技への苛立ち。スケーターじゃない人間が読んでも、あの「できた瞬間の震え」が伝わってくる。描写が、生きてるんですよ。

友情や成長といったテーマを、説教臭く語らないのもいい。ただ滑ってる彼らの背中が、言葉より雄弁に何かを伝えてくる。3巻という分量だからこそ、一気に駆け抜けられる濃密さがあるんです。

青年向けスケートボード作品を手がけてきた著者の本気が、全ページから滲み出てます。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『SK8R'S』は全何巻?

全3巻で完結済みです。