『RED』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
19世紀のアメリカ西部を舞台に、ネイティブアメリカンの少年が白人社会の暴力と偏見に直面する。部族を襲撃され、家族を失った主人公は、復讐と生き残りをかけた旅に出る。異文化の狭間で翻弄されながらも、彼は思いがけない友情を育み、戦争の悲劇が生んだ憎しみの連鎖と向き合うことになる……。
『RED』は村枝賢一が2000年から5年をかけて『Uppers』に連載した青年向け歴史アクションで、既刊19巻。『サバイバル』などで知られる作者が、開拓時代のアメリカという題材に挑んだ意欲作です。単なる復讐劇に終わらせず、先住民と移民、文化の衝突と共生という普遍的なテーマを深く掘り下げている点が特筆されます。第1回マンガ大賞を受賞し、2007年には映画化もされました。海外でも広く翻訳され、とりわけアメリカでは先住民文化への理解を促す作品として評価を受けたという事実が、この作品の射程の広さを物語っています。歴史の暗部に光を当てながら、普遍的な人間ドラマとして昇華させる手腕は、村枝賢一ならではの仕事です。
西部劇の枠を超えた、重厚な人間群像劇をぜひご一読ください。
まだ読んでいないあなたへ
第1回マンガ大賞受賞作。
19世紀のアメリカ西部、先住民の少年が家族を殺され、復讐のために白人社会へ踏み込んでいくんです。
これ、ただの復讐劇じゃないんですよ。主人公が憎しみを胸に敵の世界へ入り込むうち、そこで出会う人間たちとの関わりが、彼の心を揺さぶっていく。復讐を誓った相手の側にも、家族がいて、守りたいものがあって。そうやって憎悪と友情の間で引き裂かれていく若者の姿が、容赦なく描かれるんです。
村枝賢一が描くのは、戦争という暴力が人間をどう壊していくかという現実。白人対先住民という構図の中で、誰もが加害者であり被害者になる。その痛みを、逃げずに正面から叩きつけてくる作品なんです。
異文化が衝突する瞬間の緊張感、言葉も価値観も違う者同士が少しずつ理解を深めていく過程の繊細さ。そしてそれでも埋まらない溝。全19巻を通して、人間の愚かさと尊さが同時に胸に迫ってきます。
2007年に映画化もされた本作、海外でも先住民文化への理解を深める作品として評価されているんです。復讐の果てに何があるのか。その答えを、あなた自身の目で確かめてほしいんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『RED』は全何巻?
全19巻で完結済みです。