『PEACE MAKER』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
19世紀末のアメリカ西部。流れ者のガンマン、ホープ・エムソンは、かつて自分が犯した過ちの記憶を抱えながら荒野を放浪している。彼が手にするのは、特殊な構造を持つリボルバー「ピースメーカー」。この銃とともに、ホープは各地で巻き起こる騒動に巻き込まれ、否応なく銃を抜くことになる。正義でも悪でもない、ただ生き延びるために引き金を引く男の物語は、どこへ向かうのか……。
著者の皆川亮二といえば『ARMS』『スプリガン』で少年漫画の枠を超えた骨太なアクションを描いてきた作家だが、本作では舞台を西部劇に移し、その筆力をいかんなく発揮している。ウルトラジャンプという青年誌の場を得て、彼が描くのは単純な勧善懲悪ではない。荒野に生きる人間たちの業と、銃という暴力装置が支配する世界の厳しさ。決闘シーンの緊張感は、皆川作品ならではの画力と構成力に支えられ、読者を一瞬たりとも逃がさない。既刊17巻という分量は、この濃密な世界観を堪能するに十分な厚みです。
西部劇という普遍的な舞台で、皆川亮二が新たに切り開いた地平を体験してください。
まだ読んでいないあなたへ
皆川亮二が西部劇を描いたんです。
『ARMS』や『スプリガン』で圧倒的画力とハードボイルドな世界観を見せつけた作者が、今度は荒野に立つガンマンたちを描く。それだけで読む理由としては十分なんですが、この作品、ただの西部劇じゃないんですよ。
舞台は銃が法であり、強さが正義だった時代。そこで生きる男たちは、それぞれの信念を銃に込めて決闘に臨みます。相手の目を見る。銃を抜く。撃つ。その一瞬にすべてが詰まっている。皆川亮二が描く銃撃戦は、迫力というより「気迫」なんです。ページをめくる手が震えるほどの緊張感が、コマの中に封じ込められてるんですよ。
そして何より、登場する男たちがカッコいい。強さとは何か、正義とは何か。答えのない問いを背負いながら、それでも引き金を引かなければならない瞬間がある。その葛藤を、セリフではなく表情と構図で語る技術が凄まじいんです。
2003年にはアニメ化と実写映画化が同時に行われた話題作。北米でも展開されるほどの評価を得た作品を、まだ読んでないのはもったいない。既刊17巻、一気読みしてください。荒野の風を感じながら。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『PEACE MAKER』は全何巻?
全17巻で完結済みです。