『Odds』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
競馬の世界を舞台に、元騎手の父と、その背中を追う息子たちの物語が始まる。かつて天才と呼ばれながら引退した父・風間守。彼の血を引く兄弟が、それぞれの道でターフに挑む。兄は父と同じ騎手として、弟は調教師を目指して。家族の絆と競馬への情熱が交錯する中で、彼らは何を手にし、何を失うのか……。
石渡治の作品群の中でも、競馬という題材を選んだ本作は独特の立ち位置を持つ。ヤングサンデー連載という青年誌の場で、スポーツ漫画の王道である「努力と勝利」を描きながら、同時に家族という逃れられない枷を正面から扱った。第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞の受賞は、その構成力と人間描写の確かさを証明している。続編となる「Odds GP!」へと物語が受け継がれていくことからも、この世界観の強度は明らかです。競馬を知らなくても、家族の物語として読める懐の深さがある。
全10巻で描かれる風間家の軌跡を、ぜひ追ってください。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
スポーツ漫画に「家族」を正面から描いた作品が、どれだけあるでしょう。汗と涙と熱血だけじゃない。父と息子、母と娘、血の繋がった人間同士が抱える重さを、ここまで真正面から描き切った作品に、私は出会ったことがありません。
石渡治が1999年から2001年にかけて「ヤングサンデー」に連載したこの作品は、既刊10巻という長すぎない巻数の中に、驚くほど濃密な人間ドラマが詰まっているんです。挑戦する人間を描く時、その背中を押すものは何なのか。あるいは足を引っ張るものは何なのか。家族という存在が、励ましにも呪いにもなる瞬間を、この漫画は容赦なく突きつけてきます。
後に「Odds GP!」という続編が生まれるほど愛された作品です。でも、まず読むべきはこの無印版。ここに全ての始まりがあるんです。
青年誌だからこそ描けたリアル。スポーツだからこそ浮き彫りになる家族の形。10巻で完走できる傑作を、見逃す理由はありません。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『Odds』は全何巻?
全10巻で完結済みです。