『MUJIN-無尽-』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
戦国の世、刀と血で染まる乱世に、ひとりの剣士が立つ。彼の名は、まだ歴史に刻まれていない。家族を守るため、主君のため、あるいは己の信念のためか。刃を交えるたび、男の生き様が浮かび上がる。
岡田屋鉄蔵は『戦国武将列伝』で知られる作家ですが、本作では名もなき剣士の視点から戦国を描き切ります。武士道とは何か、家族とは何か。そうした問いを、派手な合戦シーンではなく、一対一の斬り合いと、刀を置いた後の静寂の中に織り込んでいく。ヤングキングアワーズ連載作として、青年読者に向けた骨太な時代劇であり、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞の受賞が、その評価を物語っています。緻密な描写と深いストーリーテリングは、歴史漫画ファンの支持を集め続けている理由です。
既刊13巻、連載は続いています。まだ読んでいないなら、今が始めどきです。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
戦国時代を舞台にした作品は数あれど、ここまで生々しく「人間」を描き切った作品があったでしょうか。岡田屋鉄蔵が13巻をかけて問い続けているのは、武士道でも忠義でもなく、もっと根源的なものなんです。血を分けた家族を守るために刀を抜くのか、それとも主君への忠節を貫くのか。両立できない選択を突きつけられたとき、人は何を拠り所に生きるのか。
この作品の凄みは、その葛藤を美化しないところにあります。緻密な筆致で描かれるのは、理想と現実の間で引き裂かれていく人間の姿。正解のない問いに苦しみながら、それでも前に進まなければならない者たちの呼吸が聞こえてくるんです。
戦国武将列伝で歴史の襞を描いてきた著者だからこそ到達できた、この解像度。ページをめくるたび、自分ならどうするかと問われている気がして、簡単には読み進められません。でもそれがいいんです。
答えのない時代を生きる私たちにこそ、刺さる物語がここにあります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『MUJIN-無尽-』は全何巻?
現在13巻まで刊行中です。