I.C.U.』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

霊的現象に悩む人々が駆け込む、特殊な施設がある。そこは「I.C.U.」——集中治療室ではなく、霊を扱う部署だ。科学的アプローチで除霊に挑む主人公たちは、依頼者の抱える謎を解きながら、目に見えない存在と対峙していく。だが、霊現象は本当に科学で説明できるのか……。

タイム涼介といえば『Another』で知られるホラー作家だが、本作は彼が漫画原作として手がけた作品である。Comic Beamという青年誌の土壌で、ホラーとミステリーを掛け合わせた独特の世界観を展開しています。霊を「治療」するという発想が新鮮で、単なる怪談では終わらない構造を持つ。科学と超自然という相反する要素をどう扱うのか、その緊張感が物語の軸になっている。既刊3巻という分量ながら、タイム涼介らしい緻密な謎と不穏な空気が詰まった一作だ。

ホラーとミステリー、両方の快楽を求める読者にこそ手に取ってほしい。霊現象を「治す」という設定の妙を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

除霊を科学で説明しようとした瞬間、何かが壊れるんです。

タイム涼介が『Another』で見せた「理屈で割り切れない恐怖」を、今度は霊的現象の最前線に持ち込んだのがこの『I.C.U.』なんですよ。除霊師と科学者が同じ現場に立つ。片や霊を祓い、片や現象を測定する。本来なら交わらないはずの二つの視点が、一つの「何か」を前にして、どちらも説明できない領域に踏み込んでいくんです。

ホラーとミステリーの境界線が曖昧になる瞬間の居心地の悪さ、分かりますか。目の前で起きている現象に「霊のせい」と「偶然の一致」、どちらの説明を当てはめても腑に落ちない。その宙吊りの不安が、ページをめくる手を止めさせないんです。

科学で測れるものだけが真実なら、測れないものは存在しないのか。いや、測れないだけで「何か」は確かにそこにいる。この問いを突きつけられたとき、読者も登場人物と同じ場所に立たされるんですよ。

既刊3巻。Comic Beamで描かれた、理性と恐怖が正面衝突する現場を、あなたも目撃してください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『I.C.U.』は全何巻?

全3巻で完結済みです。