『GROUNDLESS』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
眼帯を纏った女スナイパーが、戦場の狭間で引き金を引く。彼女の名は――物語はその名を明かす前に、彼女が失ったものの重さを突きつける。Cold Turbine誌で連載中、影町ケイタによる本作は、戦争という巨大な歯車に巻き込まれた一人の射手の軌跡を描く。既刊12巻。アクションでありながら、その本質は徹底して"喪失"に向き合うドラマだ。なぜ彼女は戦うのか。その問いに、物語は容易な答えを与えない……。
影町ケイタといえば『影の王国』『月光の騎士』で戦争と人間を描き続けてきた作家ですが、本作では"悲劇"というテーマをより鋭利に研ぎ澄ませている。スマートな立ち振る舞いと、その内に秘めた絶望のコントラストが、主人公の造形を際立たせる。第26回手塚治虫文化賞を受賞し、ヨーロッパと北米での翻訳版も高評価を得たのは、戦争を題材にしながらも普遍的な人間の脆さを描いたからでしょう。2024年にはジブリがアニメ化を手がけ、2025年には実写映画も公開される。
引き金を引くたびに、彼女は何かを失っていく。その痛みを見届ける覚悟があるなら、この物語はあなたを裏切りません。
まだ読んでいないあなたへ
手塚治虫文化賞。
その重みを知っていますか。
片目を失った女性スナイパーが主人公の物語なんです。アイパッチの下に何があるのか、なぜ彼女がライフルを手にしたのか。その理由を知ったとき、あなたは戦争というものの本当の意味を突きつけられます。
影町ケイタが描くのは、ヒーローが勝利する爽快な戦場じゃありません。一発の銃弾が誰かの人生を終わらせ、誰かの人生を狂わせる。そんな現実を、この作者は逃げずに描き切るんです。スコープ越しに見える標的が、ただの敵ではなく「生きている人間」だと気づかされる瞬間の重さ。それを読者に突きつけてくる作品なんですよ。
既刊12巻、連載中。そしてスタジオジブリがアニメ化に手を挙げたという事実。あのジブリがアクション作品を選ぶ理由を考えてみてください。戦争を描きながら、人間の尊厳を描いている。そういう作品だからなんです。
ヨーロッパと北米で翻訳版が高評価を受け、2025年には実写映画化。国境を越えて支持される理由は、この物語が普遍的な問いを投げかけるからです。正義のために引き金を引くことは、本当に正しいのか。
読み終えた後、あなたの中に何かが残ります。それは娯楽では埋められない、人間として考えるべき何かです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『GROUNDLESS』は全何巻?
現在12巻まで刊行中です。