『GLITCH』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
主人公たちの日常に、説明のつかない異常現象が忍び寄る。それは偶然か、それとも何者かの意図か——友人たちとともに謎の本質へ迫る物語が、静かに、しかし確実に読者を引き込んでいく。日常と非日常の境界が曖昧になる瞬間、彼らが目撃したものとは。
シマ・シンヤは『GLITCH』以前にも『Gutsy Gritty Girl』でその手腕を見せてきた作家だが、本作ではミステリー要素を前面に押し出しつつ、登場人物たちの関係性にも丁寧な筆致を注いでいる。Comic Beamという、ひとくせもふたくせもある作品が集う誌面で2020年から2022年まで連載された本作は、異常現象を軸にしながらも、友情という普遍的なテーマを織り交ぜることで、単なる謎解きに終わらない奥行きを獲得した。海外でも翻訳版が出版され評価を得ているのは、その構造的な強度ゆえだろう。答えを急がず、じっくりと伏線を配置していく作劇は、読者に「考える余白」を与えてくれます。
既刊4巻。異常と日常のあいだで揺れる物語を、今、体験する価値があります。
まだ読んでいないあなたへ
既刊4巻で完結。
たった4冊の中に、あなたが見逃してきた「日常の裂け目」が詰まっているんです。
シマ・シンヤが描くのは、派手な事件じゃない。誰もが見て見ぬ振りをしてきた、説明のつかない「ズレ」。そのズレに気づいてしまった者たちが、どうしても見過ごせなくなって動き出す物語なんです。ミステリーと銘打たれていますが、これは謎を解く快感よりも、謎に触れた人間の変化を描く作品。読み終わったとき、自分の周りにある「おかしなこと」を、もう一度見直したくなる感覚が残ります。
4巻という短さが、逆にこの作品の強みになっています。無駄な引き延ばしは一切なく、描くべきことだけを研ぎ澄まして詰め込んである。だから読後の余韻が濃いんです。週末に一気読みできる分量なのに、読み終わるまでに何度も指が止まる。そういう作品です。
Comic Beamという誌面で連載されていたこともあり、絵柄も演出も尖っています。万人受けを狙わない代わりに、刺さる人には深く刺さる。海外でも翻訳されて評価されているのは、この「異常への違和感」が言語を超えて伝わるからでしょう。
友情、と言われると甘ったるく聞こえるかもしれませんが、ここで描かれるのは「共犯関係」に近い絆です。普通の人が見ないものを見てしまった者同士が、互いに支え合いながら進んでいく。その緊張感が、最後まで途切れません。
既刊4巻。読み逃している人は、今すぐ手に取ってほしい作品です。
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よくある質問
『GLITCH』は全何巻?
全4巻で完結済みです。