『GIANT KILLING』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
かつてイングランドで活躍した日本人選手・達海猛が、母国の弱小クラブ「ETU」の監督として帰ってくる。選手としての華やかな経歴とは裏腹に、彼が手にしたのはJ2降格寸前のチーム。ベテランと若手が入り乱れ、士気も戦術理解もバラバラな集団を、達海は型破りな手法で変えていく。「GIANT KILLING」——弱者が強者を食う番狂わせ。それは、この男が目指すサッカーそのものだ。
綱本将也(原作)とツジトモ(作画)のタッグは、サッカー漫画の文法を書き換えた。2007年から「モーニング」で連載が始まり、第34回講談社漫画賞を受賞。既刊68巻という長期連載でありながら、だれることなく緊張感を保ち続けている理由は、「監督」という視点の徹底にある。選手個人の成長譚ではなく、チーム全体のマネジメント、相手の分析、采配のタイミング——プロフェッショナルとしての判断の連続が、この作品の核です。ツジトモの作画は、試合中の選手の表情やピッチ上の配置を丁寧に描き分け、達海の戦術が「絵」として理解できる。2010年にはスタジオディーンでアニメ化され、シリーズ累計発行部数は2300万部を超えた。
監督という立場から描かれるサッカーの奥深さ、そしてチームが少しずつ変わっていく過程の説得力。これほど「組織」をリアルに描いたスポーツ漫画は稀です。
まだ読んでいないあなたへ
68巻、連載17年超え。
サッカー漫画でこの巻数を走り続けるってどういうことか、わかりますか。
主人公は選手じゃないんです。監督なんですよ。弱小クラブに舞い戻ってきた元エースが、今度はベンチから戦う。この設定だけで痺れませんか。ピッチを駆け回る青春じゃなくて、ベンチで腕組んで睨みを利かせる大人の戦いなんです。
選手一人ひとりの能力を見抜いて、チームとして機能させる。そのプロセスが恐ろしく緻密で、読んでいるとサッカーの見方が変わります。華やかなゴールシーンの裏で、誰がどう動いて、監督がどんな采配を仕掛けたのか。試合を「読む」快感がこの作品にはあるんです。
2300万部突破、講談社漫画賞受賞。アニメ化もされて、海外でも読まれてる。でもこの作品の本当の凄みは、数字じゃなくて「続いている」ことなんですよ。流行りのスポ根でもなく、奇跡の必殺技でもなく、リアルな人間ドラマと戦術でここまで描き切る。
監督目線でサッカーを観たことありますか。ないなら、この既刊68巻が待ってます。一度ハマったら、試合を観るたび「今の采配、どう読む?」って考えてしまう自分に気づきますよ。
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よくある質問
『GIANT KILLING』は全何巻?
現在68巻まで刊行中です。