『Eから弾きな。』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
音楽を通じて人生が変わる瞬間を、誰もが一度は夢見る。本作の主人公たちもまた、楽器と出会い、仲間と出会い、音を重ねることで何かを掴もうとしている。舞台は青春のただなか。音楽という共通言語だけが、まだ形にならない想いを繋いでいく……。
佐々木匠丸が音楽をテーマに描いた本作は、第1回イブニング漫画大賞で第1位を獲得した。音楽漫画というジャンルには数多くの名作があるが、本作が際立つのは、技術論や成功譚に走らず、音を奏でる人間そのものに焦点を当てている点です。友情と成長という普遍的なテーマを、音楽というフィルターを通して描くことで、青年誌ならではの繊細さと力強さが両立している。演奏シーンの描写には説得力があり、音が聞こえないはずの紙面から、確かに何かが響いてくる。イブニング誌上で連載された既刊3巻という分量ながら、そこには凝縮されたドラマがある。
音楽に真摯に向き合う者たちの姿を見たいなら、この作品を手に取るべきです。
まだ読んでいないあなたへ
イブニング漫画大賞、第1位。
その受賞作が描いているのは、音楽の才能でも、輝かしい成功でもないんです。ギターを手にした瞬間、自分の人生に初めて「やりたいこと」が現れた人間の、不器用で、痛くて、それでも前に進もうとする姿なんですよ。
音楽漫画なのに、楽譜が読めなくても、楽器に触れたことがなくても、ぐいぐい引き込まれる。なぜなら佐々木匠丸が描くのは「音」じゃなくて「音を出そうとする人間」だから。弦を押さえる指先の震え、鳴らない音に顔を歪める表情、それでもコードを変えようとする執念。ページから聞こえてくるのは完璧な演奏じゃなくて、下手くそでも「鳴らそうとする意志」なんです。
何かを始めるのに遅すぎることなんてない、なんて綺麗事を言いたいんじゃありません。遅く始めたら、確実に下手くそで、周りに追いつけなくて、恥ずかしい思いもする。でもそれでも、自分の手で音を鳴らす瞬間がある。その瞬間のために、人は楽器を握るんだって、この漫画は教えてくれるんです。
友情も、成長も、この作品では「一緒に下手くそだった時間」として刻まれていきます。上手くなることより、一緒に音を出し続けることの方が、ずっと大事なんだって気づかされる。
既刊3巻。音楽に触れたことがない人にこそ、読んでほしい一作です。
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よくある質問
『Eから弾きな。』は全何巻?
全3巻で完結済みです。