CITY』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

とある地方都市。そこに暮らす人々の日常が、次々と予測不能な方向へ転がり出す。サッカー少女、エキセントリックな同僚、不可解な行動を繰り返す隣人——彼らの何気ない一日が、いつの間にか荒唐無稽な騒動へと発展していく。笑いの予兆すら感じさせないまま突如訪れる異様な光景。それでも誰も驚かず、淡々と受け入れる街の空気……。

新井圭一の前作「日常」は、シュールギャグの金字塔として多くの読者を唖然とさせた。本作「CITY」はその系譜を引き継ぎつつ、舞台を高校から「街」全体へと広げている。モーニング誌上で2016年から連載され、既刊15巻を数える本作は、「次にくるマンガ大賞」第3回を受賞。日常系とコメディを融合させた独自の作風は、青年誌という場でさらに洗練された。何が起きても驚かない住人たちの反応こそが、この作品最大のユーモアです。理不尽な展開を当たり前のように受け入れる人々の姿は、日常の延長にある狂気を描き出している。

2025年、京都アニメーションによるアニメ化が実現。世界配信も決定し、新井圭一ワールドはさらなる拡がりを見せています。予測不能な日常の向こう側へ、ぜひ足を踏み入れてみてください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊15巻。

京アニがアニメ化を決めた理由が、1ページ読めば分かります。

「日常」の新井圭一が描く、もう一つの"何でもない日々"なんです。けれどこの作品、前作とはまるで違う。登場人物たちが暮らす街そのものが、まるで生き物みたいに呼吸してるんですよ。商店街で繰り広げられる何気ない会話、踏切で待つ数秒間、自販機の前で迷う瞬間。そんな見過ごしてしまいそうな一コマ一コマが、気づいたら笑いに変わってる。

何が凄いって、この街には「主人公」がいないんです。今日は魚屋のおばちゃんの話、次の回は通りすがりの高校生、その次は猫。視点がコロコロ変わるのに、読んでいくと不思議と一つの「街の物語」として繋がっていく。あなたの住む街にも、こんなドラマが転がってるんじゃないかって思えてくるんです。

モーニング連載で青年向けと銘打たれてますけど、誰が読んでも刺さる。なぜなら、ここに描かれてるのは「あなたの日常」そのものだから。誇張も美化もない、でも確かに愛おしい、あの感じ。

2025年の春、京都アニメーションがこの街を動かします。その前に、紙の上で呼吸するこの街を歩いてみてください。何でもない1日が、こんなにも豊かだったことに気づくはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『CITY』は全何巻?

現在15巻まで刊行中です。