CANDY & CIGARETTES』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

11歳の少女殺し屋と、定年間近の老人が組む。依頼を受けて標的を始末する秘密組織の物語だ。子供と老人、相容れない二人の掛け合いがコメディを生み、同時に銃弾が容赦なく飛び交う。アクションとドラマが交錯する世界で、彼らは何を守り、何を失うのか……。

著者・井上智徳は「COPPELION」で知られる作家だが、本作ではアメリカの犯罪小説やフィルム・ノワールへの傾倒が色濃く出ている。乾いた空気が支配する画面、淡々と進む暴力、そして感傷を排した会話。ヤングマガジン・ザ・サードという掲載誌の性格もあってか、青年誌らしい成熟したトーンが全編を貫く。殺し屋ものというジャンルは数あれど、老人と少女という異色の組み合わせが生むケミストリーは本作ならではだ。2021年に北米で英語版がリリースされたことからも、その独自性が海外でも評価されていることが窺える。

既刊11巻。老人と少女の奇妙な絆を、銃声と共に見届けてください。

まだ読んでいないあなたへ

老人と少女が殺し屋として組むんです。

65歳で定年退職したばかりの初老の男が、11歳の少女とコンビを組んで裏社会の仕事に手を染める。これだけで異様なんですよ。孫ほど年の離れた子どもが銃を手にして標的を追う横で、昭和を生きてきた男が膝を痛めながら走る。この組み合わせが生む違和感と緊張感が、読む者の予想を次々に裏切っていくんです。

井上智徳が描くのは、アメリカの犯罪小説やフィルム・ノワールに憧れた、乾いた空気が流れる世界。けれど舞台は日本で、主人公は人生の大半を終えたサラリーマンです。華やかなアクションの裏側で、老いた身体と古い常識が足を引っ張る。少女の冷徹さと老人の戸惑いが交錯するたび、この作品にしかない哀愁と可笑しみが立ち上がってくるんですよ。

なぜ彼らは秘密組織に身を置いたのか。なぜこの組み合わせでなければならなかったのか。答えは既刊11巻の中に散りばめられています。

派手な銃撃戦だけじゃない。誰かを守るために引き金を引く理由が、ページをめくる手を止めさせないんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『CANDY & CIGARETTES』は全何巻?

全11巻で完結済みです。