Back Street Girls』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ヤクザが失態を犯した代償として組長に命じられたのは、タイで性転換手術を受け、アイドルとして売れること。男三人は文字通り身体を張って「ゴクドルズ」としてデビューするが、極道時代の思考回路と口調は抜けず、可愛い見た目とのギャップが地獄のような日常を生む。アイドル業界の理不尽さ、ファンへの営業スマイル、そしてヤクザ組織との二重生活。三人は女の身体で男の魂を抱えたまま、芸能界のトップを目指すしかない……。

ジャスミン・ギュウによる本作は、2015年から『ヤングマガジン』で連載され、第40回講談社漫画賞青年部門を受賞した。アイドルものでもなく、ヤクザものでもなく、その両方を悪魔合体させた設定の暴力性が際立っています。性転換という重いテーマを、徹底したギャグとして料理しながらも、アイドル業界の闇やジェンダーの問題を皮肉たっぷりに描く。表面的には下品で過激だが、構造的には極めて計算されたブラックコメディです。2018年にはJ.C.STAFF制作でアニメ化、2019年には実写映画化と、海外でも翻訳されるなど、国際的な評価を得ました。

既刊12巻。極限状況に放り込まれた男たちの悲喜劇を、笑いながら見届けてください。

まだ読んでいないあなたへ

極道が性転換手術でトップアイドルになる。

この一文だけで「は?」ってなりますよね。でもこれ、本当なんです。ヤクザとして組長に大損害を与えた3人の男たちが、命の代わりに突きつけられた選択肢。それが「タイで性転換手術を受けて、アイドルグループとして成功しろ」という狂気の極みなんです。

中身は完全にヤクザの男のまま、見た目だけアイドルになった彼らが、握手会でファンに媚を売り、テレビで作り笑顔を浮かべ、ステージで歌って踊る。その全てが地獄。でもやらなきゃ組長に消される。この「やるしかない」状況に追い込まれた男たちの葛藤が、笑えるのに切ないんです。

ファンからの熱烈な愛の手紙に吐き気を催し、可愛い衣装を着せられて魂が抜けそうになり、それでも必死にアイドルを演じ続ける。その姿が妙にカッコよく見えてくる瞬間があるんですよ。彼らなりの「プロ意識」みたいなものが、歪んだ形で立ち上がってくる。

講談社漫画賞受賞、アニメ化、実写映画化と各方面で話題になったのも納得です。設定だけ聞くと下品なギャグ漫画に思えるかもしれませんが、読んでみると人間のプライドと生存本能が激突する、奇妙にリアルな人間ドラマなんです。既刊12巻、一気読み推奨。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『Back Street Girls』は全何巻?

全12巻で完結済みです。