BUTTER!!!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校でダンス部の立ち上げに奔走する、不器用な少年たちの物語。主人公は、クラスの片隅で静かに過ごすオタク気質の男子高校生。ぶっきらぼうな女子や、おおらかな仲間たちに囲まれながら、ダンスという未知の領域へ足を踏み入れていく。いじめの記憶を抱えた者、自分の居場所を探す者——彼らが集まったのは、ダンスという表現そのものよりも、むしろ「一緒に何かをやり遂げる」ことへの渇望からだった……。

山下友子が『Afternoon』誌上で描いた本作は、2010年代青年誌における「部活もの」の新しい形を提示した。高校の部活動というモチーフ自体は珍しくないが、ダンスという題材を通じて、不器用な若者たちの心の揺れを丁寧に掬い上げていく手法が独特だ。彼らの成長は劇的なカタルシスではなく、日常のなかで少しずつ積み重なる変化として描かれる。ぶっきらぼうな物言いの裏にある優しさ、おおらかさに隠れた繊細さ——表層だけでは捉えきれないキャラクターの奥行きが、作品に確かな厚みを与えています。第7回マンガ大賞受賞も納得の完成度です。

既刊6巻。10代の痛みも、そこから一歩を踏み出す勇気も、ここには真摯に刻まれています。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻、第7回マンガ大賞受賞作。

高校のダンス部を舞台にした青春群像劇なんですが、これがもう、驚くほど不器用な人たちばかりなんです。ぶっきらぼうな女子と、おおらかだけどどこか抜けてる男子。うまく言葉にできない思いを抱えた子たち。そんな彼らが、踊ることを通じて少しずつ変わっていく。

山下友子さんの描く高校生って、嘘がないんですよ。綺麗事じゃない。格好つけられない。でもだからこそ、彼らが必死に身体を動かして表現しようとする姿が胸に刺さるんです。ダンスって言葉より正直で、隠していたものが全部出ちゃう。その瞬間を山下さんは見逃さない。

いじめやオタク趣味、クラスメートとの距離感——誰もが通ってきた痛みや気まずさを、この作品は丁寧にすくい上げてくれます。読んでいると、自分の高校時代の不器用さを思い出して、ちょっと恥ずかしくて、でもあの頃の自分を肯定したくなるんです。

コメディとドラマとロマンスが絶妙に混ざり合って、気づけば一気読みしてる。そんな作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『BUTTER!!!』は全何巻?

全6巻で完結済みです。