『AZUMI-あずみ‐』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
戦国の世、幼き頃から暗殺者として育てられた少女・あずみ。孤児として拾われた彼女は、仲間たちとともに過酷な修行を重ね、やがて戦乱を終わらせるための「人斬り」として世に放たれる。標的は、天下を揺るがす武将たち。だが刃を振るうたび、仲間は散り、幼馴染は死に、少女の心に深い傷が刻まれていく……。
小山ゆうは『おれは直角』で青春を、本作では血と鋼の世界を描き切った。少女が主人公でありながら、容赦ない殺戮と喪失を正面から描く構成は、1993年の連載開始当時から異彩を放っていました。歴史劇としての骨格は確かで、暗殺という行為がもたらす精神的代償を、あずみの表情一つで語らせる手腕は見事です。第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのも、単なる時代劇アクションに終わらない物語の深度ゆえでしょう。実写映画化、アニメ化を経て、海外でも多言語に翻訳され、国境を越えた支持を得ています。
既刊48巻。少女は刃を握り続け、読者はその孤独な背中を見届け続ける。戦う者の業を知りたいなら、ここから始めてください。
まだ読んでいないあなたへ
全48巻。
戦国の世を終わらせるために育てられた暗殺者の少女の物語です。
あずみは、平和な世を作るという大義のもと、幼い頃から山奥で殺しの技術を叩き込まれてきました。そして最初の任務の前夜、師匠はこう告げるんです。「お前たちは仲間同士で殺し合え」と。一緒に育った幼馴染を、自らの手で斬らなければ、暗殺者にはなれない。ここから彼女の人生は、決して戻れない道へ進んでいくんです。
この作品、容赦がないんですよ。あずみは驚異的な剣の使い手ですが、人を殺すたび心が削られていく。平和のためと言われても、目の前で命を奪った相手には家族がいて、愛する人がいて、生きたかった理由がある。任務を重ねるほど、自分が何のために剣を振るっているのか分からなくなっていくんです。
小山ゆうの筆力が圧倒的で、一太刀ごとの緊張感、血の温度まで伝わってくる。アクションシーンの迫力もさることながら、あずみの表情の変化が恐ろしいほど繊細に描かれていて。文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのも納得の、骨太な時代劇なんです。
仲間の死、裏切り、大義と個人の葛藤。戦いの先に本当に平和があるのか、その問いを突きつけられる作品です。甘さのかけらもない、凄絶な人間ドラマがここにあります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『AZUMI-あずみ‐』は全何巻?
全48巻で完結済みです。