『1/11 じゅういちぶんのいち』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
サッカーという集団競技を、11人それぞれの視点から描く。中村尚儁のこの作品が選んだのは、一つの試合、一つの場面を、登場人物ごとに何度も繰り返し語り直すという手法だった。同じプレーが、ゴールキーパーの目には、フォワードの目には、ベンチの控え選手の目には、それぞれまったく違う意味を持って立ち現れる。時系列も行ったり来たりする。一見して不親切な構成だが、読み進めるうちに、断片がパズルのようにはまっていく快感がある……。
集英社の「Jump SQ.19」で2010年から2014年まで連載されたこの作品は、サッカー漫画でありながら、勝利への一本道を突き進むタイプの物語ではない。むしろ視点の多様性そのものが主題だ。ボールを追いかける11人には、それぞれの事情があり、葛藤があり、試合への向き合い方がある。中村の筆致は、華やかなドリブルよりも、ピッチ上で交錯する思惑の機微を丁寧に拾っていく。非線形の語り口は最初こそ戸惑うが、登場人物たちの成長が時間を飛び越えて結びつくとき、この構造でなければ描けなかった何かが見えてくる。
既刊9巻。一つの試合を11通りの視線で読み解く体験は、他のサッカー漫画にはない手触りです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『1/11 じゅういちぶんのいち』は全何巻?
全9巻で完結済みです。