『오늘도 사랑스럽개』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
主人公は犬。正確に言えば、犬の姿で人間社会を生きる青年だ。彼には飼い主がいて、散歩に連れて行かれ、撫でられ、餌を与えられる。だが彼の内面は完全に人間のそれで、飼い主への恋心を抱いている。犬としての本能と人間としての感情が交錯する日々——。
韓国ウェブトゥーン界隈では、こうした「人外視点の日常」を描く作品が一定の支持を得てきた。だが本作が優れているのは、そのコンセプトを単なる萌え要素に留めず、関係性の非対称性を徹底して描き切っている点にある。犬である主人公は、どれだけ想いを募らせても言葉を発することができない。飼い主の女性は彼を「かわいいペット」として愛しているが、そこに恋愛感情はない。この構造的な断絶が、切なさとユーモアを同時に生み出す。作者のハン・ユランは本作が初の長編連載だが、一コマごとの表情芝居と間の取り方が巧みで、犬の仕草と人間の感情を違和感なく同居させている。
あなたが「片想い」というテーマに少しでも弱いなら、この作品は確実に刺さります。犬の姿でしっぽを振りながら、心の中で必死に想いを叫ぶ主人公の姿を、ぜひその目で確かめてください。