あさドラ!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

昭和の朝、ラジオから流れる連続ドラマに耳を傾ける一家がいた。物語の主人公は、戦後の混乱期を生きる少女。彼女の冒険と成長を追う日々が、いつしか家族の時間そのものになっていく。だが、ラジオの向こう側には、誰も知らない"もうひとつの物語"が隠されていた……。

『MONSTER』『20世紀少年』で緻密な伏線と群像劇の妙を見せてきた浦沢直樹が、ビッグコミックスピリッツ誌上で紡ぐのは、ラジオドラマという"虚構"と、それを聴く人々の"現実"が交錯する多層的な物語です。昭和という時代の空気を丁寧に再現しながら、フィクションが人の心をどう動かすのかという普遍的なテーマに切り込んでいく。浦沢作品の真骨頂である「語られない部分」に真実を潜ませる手法は本作でも健在で、読者は提示されたピースから全体像を組み立てる謎解きの快感を味わえます。2021年にルッカ・コミックス賞最優秀シリーズ賞を受賞し、海外でも高く評価されたのは、この構造の巧みさゆえでしょう。

既刊9巻。物語の核心はまだ見えていません。だからこそ、今から読み始める価値があります。

まだ読んでいないあなたへ

浦沢直樹が朝ドラを描く。

いや、正確には朝ドラじゃないんです。でもタイトルは「あさドラ!」。この時点で何かがおかしい。何かが起きる予感しかしないんですよ。『20世紀少年』『MONSTER』で緻密な伏線と人間ドラマを紡いできた浦沢直樹が、今度は家族と冒険と成長を軸に、歴史と超自然を織り交ぜた物語を始めたんです。

既刊9巻、2020年からビッグコミックスピリッツで連載中。読み始めると気づくのは、この作品が持つ独特の「ズレ」なんです。朝ドラ的な温かさと、浦沢節としか言いようのない謎と緊張感が同居してる。一見優しい家族の物語のはずが、ページをめくるたびに「え、そっちに行くの?」という驚きが待ってるんです。

海外でも評価されてて、2021年にルッカ・コミックス賞の最優秀シリーズ賞を受賞してます。イタリアの読者が選ぶ賞で、日本の家族ドラマが世界に通じた証拠なんですよね。

浦沢直樹の作品って、読後に必ず「人生」について考えさせられるじゃないですか。今作も例外じゃないんです。ただ、これまでの作品とは違う種類の余韻が残る。それが何なのか、確かめに行ってほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『あさドラ!』は全何巻?

現在9巻まで刊行中です。