穴殺人』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

引きこもりの青年が暮らすアパートの隣室から、ある日突然、壁に穴が開く。覗き見た先には、血まみれの惨状。隣人は連続殺人犯だった……。逃げるべきか、通報すべきか。しかし臆病な主人公は、恐怖に支配されたまま、ただ穴を通して隣の異常な日常を見続けることしかできない。

Rahsonが「Manga Box」で連載した本作は、ホラーとコメディ、そしてエロスを異様な配合で混ぜ合わせた怪作である。引きこもりの主人公という設定が、この物語に独特の膠着状態を生み出している。普通なら即座に逃げ出すか警察に駆け込むはずの状況で、彼は部屋から出ることすらできない。その不条理な膠着が、読者を「覗き見」という行為に釘付けにする。隣室で繰り広げられる猟奇的な光景と、それをただ眺めるしかない主人公の無力さ。この構図が、妙なユーモアと背徳感を醸し出す。血飛沫とエロティシズムが同居する画面は、明らかに少年誌の文法を逸脱しているが、それこそが「Manga Box」というプラットフォームが許容した実験性だったのだろう。

既刊8巻。穴の向こうの狂気と、こちら側の臆病が織りなす異常な緊張感を、ぜひ体感してください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊8巻。

ホラーとエロスとコメディが同居する、この奇妙な居心地の悪さ。

引きこもりの主人公が気づいたんです。隣の部屋の壁に、小さな穴が空いていることに。最初は何気なく覗いてしまった。そこから見えたのは隣人の日常で、でもその日常がどんどんおかしな方向へ転がっていくんですよ。2013年から2015年まで「Manga Box」で連載されたこの作品、タイトルからして既に不穏なんですが、読み進めるほどにその不穏さが増していく。

作者Rahsonが描くのは、逃げ場のない密室感。主人公は臆病で、部屋から出られない。でも穴の向こうでは何かが起きている。見なければよかった、でももう見てしまった。あなたならどうしますか? 通報する勇気がありますか? それとも見て見ぬふりをしますか?

少年誌掲載でありながら、血と暴力の描写は容赦ない。それでいてどこか笑えてしまう瞬間があって、そのバランスが絶妙に崩れているからこそ読む手が止まらないんです。ホラーを期待して読むと、予想外のコメディに翻弄される。コメディだと思って油断すると、背筋が凍る展開が待っている。

覗き見という行為そのものが持つ後ろめたさと、そこから逃れられない心理的な檻。この作品、ページをめくるたびに罪悪感と好奇心が綱引きするんですよ。一度覗いてしまったら、もう後戻りはできない。あなたもこの穴の向こう側を、覗いてみませんか。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『穴殺人』は全何巻?

全8巻で完結済みです。