美人女上司滝沢さん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

オフィスを舞台に、新人社員と美人上司・滝沢さんの日常を描いた4コマ漫画。抜群のスタイルと仕事のできる滝沢さんだが、どこか天然でギャップのある言動を見せる。部下である主人公は、そんな彼女に振り回されながらも、独特の距離感で職場の一日を過ごしていく……。

YanBARUは少年誌でコメディとロマンスを組み合わせた作品を得意とする作家だ。本作はDra-Dra-Sharp#での連載で、オフィスという閉じた空間における上司と部下という関係性を軸に据えている。4コマという形式の中で、セクハラすれすれのギャグを笑いに変換する塩梅が絶妙です。滝沢さんのキャラクター造形は、いわゆる「できる女性」の記号を纏いつつ、天然という属性でバランスを取る。この設計が、読者に安心感と予測不可能性を同時に与える仕掛けになっている。少年誌らしいお色気要素を前面に出しながら、関係性の妙で読ませる構成だ。

既刊9巻。オフィスコメディとしての安定感と、キャラクターの魅力で積み上げてきた一作です。

まだ読んでいないあなたへ

職場のセクハラコメディ、と聞いて眉をひそめたあなたへ。

この作品、そんな単純な話じゃないんです。

主人公は入社3年目のごく普通のサラリーマン。彼の上司・滝沢さんは確かに美人で、スタイルも抜群。でもこの漫画が描くのは「男の妄想」じゃなくて、むしろ「現実の人間関係の気まずさ」なんですよ。満員電車で上司と密着してしまったとき、あなたはどこを見ればいい? 飲み会の席で酔った上司が距離を詰めてきたら、どう対応する? この作品は、そういう「答えのない瞬間」を4コマの中に閉じ込めて、笑いに変えてしまう。

YanBARUの筆致が素晴らしいのは、滝沢さんを決して「都合のいい女性」として描かないところ。彼女には彼女の仕事への姿勢があり、プライドがあり、部下への配慮がある。だからこそ、主人公が感じる気まずさも、滝沢さんが見せる意外な一面も、全部リアルに響くんです。

4コマという限られたコマ数の中で、表情の変化だけで空気感を伝える技術。これ、既刊9巻まで読み進めても飽きないんですよね。むしろページを重ねるごとに、二人の距離の変化が気になって仕方なくなる。

笑えて、ちょっとドキッとして、でも決して下品じゃない。職場の人間関係って、本当はこういう微妙な空気の連続なんだと思わせてくれる作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『美人女上司滝沢さん』は全何巻?

現在9巻まで刊行中です。