火の鳥』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

不死の象徴である火の鳥を巡り、古代から未来まで、時空を超えた人間たちの生と死の物語が紡がれる。各編ごとに時代も登場人物も異なるが、すべてに共通するのは「永遠の命」への渇望と、それがもたらす業だ。歴史の転換点に立つ者たち、権力の頂点で命の儚さを知る者たち——彼らは火の鳥に何を求め、何を失うのか。

『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』を生んだ手塚治虫が、自らのライフワークと位置づけた壮大な連作である。週刊少年マガジンを中心に断続的に発表され続けた本作は、少年誌の枠を超えた哲学的深度を持つ。「不死」というテーマを軸に、人間の欲望と尊厳、歴史の反復と転生の構造を、重層的に描き出した。第1回手塚治虫文化賞大賞を受賞し、国際的にも高く評価されている。各編が独立しながらも全体として一つの円環を成す構成は、漫画表現の可能性を拡張した。

既刊12巻。時代を超えて読み継がれる、日本漫画史の金字塔です。

まだ読んでいないあなたへ

手塚治虫が二十年以上かけて描き続けた、全12巻。

不死の鳥を巡る物語が、時代も場所も主人公も変えながら連なっていくんです。古代日本、奈良時代、戦国、未来、宇宙——それぞれの時代で、人は「永遠の命」と向き合う。ある編では権力者が不老不死を求めて国を滅ぼしかけ、別の編では誰かを愛するがゆえに死ねない苦しみが描かれる。一巻ごとに主人公が変わるのに、読み進めるほど見えてくる繋がりがあって、最後には「人間とは何か」という問いが、静かに、でも圧倒的な重さで迫ってくるんです。

綺麗事では済まない人間の業も、それでも諦めきれない希望も、手塚治虫は容赦なく描く。転生を繰り返す魂、報われない愛、歴史の中で消えていく無数の命——どの編も、読後に胸が詰まるような余韻を残すんですよ。

週刊少年マガジンで連載され、手塚治虫文化賞第1回大賞を受賞。アニメ化も実写映画化もされて、世界中で翻訳されている作品です。「ブラック・ジャック」や「鉄腕アトム」を描いた手塚治虫が、自らのライフワークとして挑み続けた傑作なんです。

一編だけでも読んでみてください。時代を超えて人間を見つめる視線の、その深さに震えるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『火の鳥』は全何巻?

現在12巻まで刊行中です。