漂流教室』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ある日、小学校の校舎が突如として謎の爆発に包まれ、生徒たちと教師は荒廃した未来世界へと飛ばされてしまう。通信手段も補給路も断たれ、周囲に広がるのは見渡す限りの砂漠と廃墟。食料も水も限られた状況で、子どもたちは生き延びるために協力し、対立し、絶望に抗う。これは一体どこなのか。なぜ自分たちだけがここにいるのか……。

楳図かずおの代表作として『おろち』や『ねずみ男』と並び称される本作は、週刊少年サンデーに1972年から1974年にかけて連載され、第21回小学館漫画賞を受賞した。70年代当時、少年漫画にポストアポカリプスとサバイバルという容赦ない設定を持ち込み、学校というミクロな社会が極限状況下でいかに変質するかを描いた点で、後続作品に多大な影響を与えています。子どもたちの純粋さと残酷さが交錯し、理性と本能がぶつかり合う展開は、少年誌の枠を超えたリアリティで迫る。楳図ホラーの真骨頂である心理描写の緻密さが、ここでは集団心理の崩壊という形で結実しています。

1987年に映画化、2002年にはテレビドラマ化され、海外でも翻訳版が出版された本作は、時代を超えて読み継がれる古典的名作です。既刊11巻、今なおその衝撃は色褪せません。

まだ読んでいないあなたへ

1972年、週刊少年サンデーに連載されたこの漫画を、当時の小学生たちは震えながら読んでいたんです。

ある日突然、小学校がまるごと消えた。校舎も、生徒も、先生も、給食室のおばちゃんも。そして彼らが辿り着いたのは、何もかもが死に絶えた荒廃した未来。戻る方法はない。食料は給食室の備蓄だけ。水も電気もいつまで持つかわからない。子どもたちだけで生き延びなければならないんです。

怖いのは未知の世界だけじゃないんですよ。パニックに陥った大人たち、我を失う教師、食料の奪い合い、仲間割れ。人間が極限状態に追い込まれたとき、何が起きるのか。楳図かずおは容赦なく描き切ります。ホラーの巨匠が少年誌で挑んだのは、人間の本性という最も恐ろしいテーマでした。

だけどこれ、絶望だけの物語じゃないんです。主人公の翔たちは諦めない。仲間を信じ、知恵を絞り、未来を切り拓こうとする。その姿に、読んでいるこっちまで勇気をもらうんです。

第21回小学館漫画賞受賞。1987年に映画化、2002年にはテレビドラマ化もされた、日本SF漫画の金字塔。既刊11巻、50年以上前の作品なのに、今読んでも色褪せない。いや、むしろ今だからこそ刺さるものがあるんです。人間ってこういう生き物なんだって、改めて突きつけられますから。

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よくある質問

『漂流教室』は全何巻?

全11巻で完結済みです。