『少女不十分』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
売れない小説家のもとに、ある日突然、一人の少女が現れる。彼女は家出少女を名乗り、作家の部屋に居候することを勝手に決めてしまう。断る理由もないまま、奇妙な同居生活が始まった。だが少女は謎めいた言動を繰り返し、その存在自体が何かを隠しているかのようで……。
西尾維新と服部充による本作は、『物語シリーズ』で培われた言葉遊びと視覚的演出を封印し、静謐な緊張感で読者を引きずり込む異色作だ。ヤングマガジン連載時から、その暗く重い空気感は青年誌読者の度肝を抜いた。少女と作家の会話劇を軸に、何が真実で何が嘘なのか、読み手を常に宙吊りにする構成が見事です。西尾維新の小説が原作だが、服部充の抑制された作画がこの物語の不穏さを一層際立たせている。手塚治虫文化賞短編マンガ部門受賞も納得の完成度である。
既刊3巻。少女の正体、作家が抱える過去、そして物語の核心——すべてが明かされる結末を、あなた自身の目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
全3巻。
手塚治虫文化賞受賞作。
ある日、売れない小説家の男のアパートに、中学生の少女が転がり込んできたんです。理由は言わない。名前も明かさない。ただ黙って部屋の隅に座り込んで、こちらを見つめている。追い出そうにも動かない。警察に言えば厄介なことになる。仕方なく同居が始まるんですが、この少女、普通じゃないんですよ。
会話が成立しないわけじゃない。むしろ時々、恐ろしく鋭いことを言う。でもその瞳の奥に何があるのか、何を考えているのか、まるで読めない。小説家である主人公が言葉を尽くして問いかけても、少女は核心を明かさない。ただ、部屋の中で起きる小さな出来事の端々に、彼女の抱えている「何か」の輪郭がちらつくんです。
西尾維新が原作、服部充が作画。この二人が描くのは、謎めいた少女と戸惑う大人の、息が詰まるような日常なんです。セリフの一つひとつが二重三重の意味を帯びていて、何気ない仕草に凍りつく。ページをめくる手が震えるような緊張感が、最後まで途切れない。
少女は何者なのか。なぜここにいるのか。そして彼女の言う「不十分」とは何を指しているのか。答えに辿り着いたとき、あなたは言葉を失うはずです。
読み終えた後、もう一度最初から読み返してください。見えていなかったものが、全て見えてくるんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『少女不十分』は全何巻?
全3巻で完結済みです。