』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

黒い猫のような"何か"と暮らす少女の日常を描いた、異色のウェブトゥーン作品である。主人公は母を亡くし、一人で生活する少女。彼女のそばには、猫とも呼べない、モンスターとも言い切れない、黒い生き物がいる。無邪気な少女と、正体不明の存在。二人だけの静かな時間が、フルカラーの画面に淡々と積み重なっていく。明るさと暗さが同居する、奇妙な均衡の物語……。

ソマトは第1回となりのヤングジャンプ漫画大賞で大賞を受賞し、本作でデビューした。ウェブトゥーン特有の縦スクロール形式を活かし、コマ割りに縛られない独特の演出を展開する。スライス・オブ・ライフでありながら、画面全体を覆うダークな雰囲気が一線を画している。子供が主人公の日常系作品でありながら、どこか不穏な気配が漂い続けるのです。この"何か"が起きそうで起きない緊張感こそが、本作の核心と言えるでしょう。フルカラーの色彩設計も巧みで、黒という存在の異質さを際立たせています。

日本国内外で電子配信され、特にアジア圏で支持を集めた本作。既刊3巻という手頃な分量で、この独特な世界に触れることができます。

まだ読んでいないあなたへ

3巻完結。

この短さが、逆に恐ろしいんです。

一人暮らしの少女と、黒い猫の物語。ただし、この猫は普通じゃない。フルカラーで描かれる独特の色彩が、日常と非日常の境界を曖昧にしていくんです。明るい部屋なのに、どこか影が濃い。可愛い猫なのに、どこか視線が重い。ページをめくるたびに、何かが少しずつズレていく感覚があるんですよ。

少女は親を亡くしています。その孤独を埋めるように現れた黒猫。でもこの関係、温かいだけじゃ終わらない。ソマトが描く世界には、優しさと不穏さが同居していて、読んでいると胸がざわざわするんです。笑えるシーンもある、泣けるシーンもある、でもその全てに薄い膜が張ったような、独特の距離感がある。

となりのヤングジャンプ漫画大賞を受賞したこの作品、ウェブトゥーン形式で縦スクロールで読む前提で作られているから、紙の本とは違う没入感があります。スマホで読むと、少女の視界が自分の視界と重なるような錯覚に陥るんです。

3巻で終わるからこそ、無駄が一切ない。読み終えた後、しばらく黒猫の目が脳裏に焼き付いて離れません。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『黒』は全何巻?

全3巻で完結済みです。