極黒のブリュンヒルデ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

幼馴染を事故で失った少年は、天文学に打ち込むことで喪失の痛みを埋めようとする。ある日、転校生として現れた少女は、死んだはずの幼馴染と瓜二つの顔をしていた。だが彼女の正体は、組織の実験によって生み出された「魔法使い」。首に埋め込まれた錠剤を飲み続けなければ死ぬ運命にある彼女たちを、少年は匿い始めるが……。

岡本倫は『エルフェンリート』で残酷描写と人間ドラマを高次元で融合させた作家であり、本作はその延長線上にある。記憶能力に優れた主人公の論理的思考と、魔法という非科学的要素が激突する構図が物語を駆動する。『エルフェンリート』との違いは、ハーレム要素とコメディを導入しつつ、死のカウントダウンという緊張をキャラクターに背負わせた点だ。錠剤が尽きれば確実に死ぬという設定は、読者に時間的猶予を意識させ、恋愛描写すら残酷な輪郭を帯びる。週刊ヤングジャンプ連載作として青年層に支持され、第38回講談社漫画賞青年部門を受賞した実績がそのクオリティを証明している。

幼少期のトラウマと、今そこにある死の予感。その狭間で揺れる青春を描ききった全18巻です。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞受賞。

既刊18巻。

幼い頃、一緒に星を見上げた少女が事故で死んだ。彼女との約束を果たすために天文部で星を観測し続ける主人公の前に、ある日、死んだはずの彼女にそっくりな転校生が現れるんです。でも彼女は何も覚えていない。そして、彼女の首筋には不気味な「鎮死剤」の投薬口があって──。

『エルフェンリート』『いぬやしき』の岡本倫が描く、もう一つの傑作です。この人の作品は「どこまでやるんだ」っていう緊張感が尋常じゃない。平和な学園生活の裏で、魔法使いと呼ばれる少女たちが死と隣り合わせで生きている。薬が切れれば体が溶けて死ぬ。逃げれば組織に殺される。彼女たちを救おうとすれば、主人公も命を狙われる。

記憶力だけが武器の高校生が、超能力を持つ少女たちと生き延びる道を探していく。知恵と勇気だけで立ち向かうしかない状況が、読んでいて息苦しいくらい緊迫してるんです。誰が次に死ぬか分からない。守りたい人を守れるのか。毎回ページをめくる手が震えます。

アクションとサスペンスの緊張感の中に、救いようのない運命を背負った少女たちの切実な願いが浮かび上がってくる。笑顔の裏にある絶望。それでも諦めない強さ。岡本倫にしか描けない、容赦ない世界で人間が足掻く姿がここにあります。

アニメ化・実写映画化もされた本作。一度読み始めたら、彼らの運命から目が離せなくなります。

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よくある質問

『極黒のブリュンヒルデ』は全何巻?

全18巻で完結済みです。