SHIORI EXPERIENCE ~ジミなわたしとヘンなおじさん~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

冴えない高校教師・本田紫織は、27歳の誕生日に伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの幽霊に取り憑かれる。しかも「27歳までに伝説を残さなければ死ぬ」という呪いつき。楽器経験ゼロの地味な英語教師が、突如ロックスターの道を歩み始めることに……。

ビッグガンガンで2013年から連載が続く本作は、音楽漫画の定石を軽やかに裏切る。主人公は夢見る若者ではなく、人生の折り返し地点に立つ教師だ。長田悠幸と町田一八のコンビは、青春の熱量を「取り戻す」過程に焦点を当てることで、単なる成長譚とは一線を画す作品に仕上げた。ロック史の実在人物が次々に登場する設定も秀逸で、音楽への敬意と遊び心が同居している。学園を舞台にしながら、教師という立場から描かれる群像劇は、青年誌ならではの奥行きを持つ。2024年には楽天Kobo電子書籍賞の長編コミック部門で第4位に選ばれ、その評価は揺るぎないものとなった。

既刊25巻。まだ伝説は完成していません。「地味」と「派手」が交錯する音楽人生、その行方を見届けてください。

まだ読んでいないあなたへ

27歳、高校教師。

地味で真面目で、これといって特技もない。そんな本城詩織の前に、ある日突然、ジミ・ヘンドリックスの幽霊が現れるんです。

「27歳になった。あと365日以内に伝説にならないと、お前は死ぬ」

そう告げられた詩織が手にしたのは、一度も弾いたことのないギター。彼女には音楽の才能なんてありません。でも、ジミ・ヘンドリックスが憑依すると、指が勝手に動き出す。轟音が鳴り響く。周囲の人間が凍りつくほどの演奏が、彼女の手から生まれるんです。

ここからが面白いんですよ。詩織は「伝説になる」なんて大それたことを目指してるわけじゃない。ただ、教え子たちの軽音部を守りたい。彼らと一緒にステージに立ちたい。その一心でギターを握り続けるんです。派手な夢じゃなくて、誰かのために必死になる。その姿が、読んでいてこんなに胸を打つなんて思いませんでした。

既刊25巻。2013年から「ビッグガンガン」で連載中の本作は、楽天Kobo電子書籍賞で長編コミック部門第4位を獲得した作品です。

音楽漫画なのに、読んでいて聴こえてくるんです、本当に。ギターの音が、バンドの熱量が、ライブ会場の空気が。それは作画の力だけじゃなくて、詩織や生徒たちが音楽に向き合う本気度が、紙面から溢れ出しているからなんですよ。

「地味な私」が、誰かのために立ち上がる瞬間。それを見届けてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『SHIORI EXPERIENCE ~ジミなわたしとヘンなおじさん~』は全何巻?

現在25巻まで刊行中です。