『殺し屋1』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
新宿歌舞伎町を舞台に、ヤクザ組織の抗争と、その渦中に巻き込まれていく青年たちの姿を描く。泣き虫で気弱な青年イチは、催眠によって残虐な殺し屋へと変貌する。一方、顔に十字の傷を持つヤクザの垣原は、イチを探し求めて街を彷徨う。暴力と痛み、そして歪んだ欲望が交錯する世界で、人間の奥底に潜む狂気が次第に露わになっていく……。
本作は2003年に完結した既刊10巻の作品だが、発表当時から賛否両論を巻き起こした問題作である。第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2002年にはマッドハウスによるアニメ化、三池崇史監督による実写映画化も果たした。極端な暴力描写とグロテスクな表現が物議を醸しつつも、その過激さの奥にある人間の心理の深淵を抉り出す手腕が評価されている。海外、特にアジア圏でも高い支持を受け、LINE Mangaでの配信を通じて今なお新たな読者を獲得し続けている。
万人向けの作品ではありません。しかし、人間の暴力性と脆弱性という普遍的なテーマに、ここまで真正面から挑んだ漫画は稀有です。覚悟のある読者にこそ、手に取ってほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この賞が何を意味するか、知っていますか。審査員が「これは日本の漫画表現として記録に残すべきだ」と判断した作品にしか贈られない勲章なんです。『殺し屋1』は2001年から2003年のわずか2年間で、その称号を手にしました。
なぜか。この作品が描いているのは、人間の奥底に潜む「痛み」と「快楽」の境界線だからです。殺し屋という職業を通して、人が人を傷つける瞬間、傷つけられる瞬間の真実を、ここまで容赦なく、ここまで正直に描いた漫画は他にありません。綺麗事では済まない世界を、山本英夫は一切妥協せずに見せてくれるんです。
読むのが怖い? その直感は正しい。でも同時に、目が離せなくなる。ページをめくる手が止まらなくなる。それは作品が「過激だから」ではなく、「本物だから」なんです。人間の弱さ、醜さ、そして時折見せる儚い美しさが、全部そこにあります。
映画化もアニメ化もされ、海外でも衝撃を与えた伝説の作品。全10巻、一気読み推奨です。読み終えた後、あなたの中の「人間」の定義が少し変わっているはずですから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『殺し屋1』は全何巻?
全10巻で完結済みです。