ゆるキャン△』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

山梨県を舞台に、ひとりキャンプを愛する志摩リンと、アウトドア活動サークル「野外活動サークル(野クル)」に所属する各務原なでしこたち女子高生が、キャンプを通じて交流を深めていく。焚き火を囲み、カップ麺をすすり、満天の星空を眺める。特別なドラマがあるわけではない。ただ、自然の中で過ごす時間が、そこにある。

2015年から「まんがタイムきららフォワード」で連載を開始したあfろによる本作は、きらら系の文脈にアウトドア要素を持ち込んだ点で画期的だった。第1回まんがタイムきらら大賞を受賞し、2018年にはC-Station制作でアニメ化。その丁寧な空気感の再現が話題を呼び、2022年には実写映画化まで果たしている。キャンプ道具の描写は実用的で、初心者がそのまま参考にできるほど具体的だ。おしゃべりと沈黙、にぎやかさと静けさ、群れることとひとりでいること。相反する要素を無理なく共存させるバランス感覚が、この作品の核心である。

既刊18巻、まだまだ続く彼女たちのキャンプライフ。焚き火の温もりのような作品です。

まだ読んでいないあなたへ

焚き火を見つめてるだけで30分が溶ける、って経験ありますか。

この漫画はそういう時間を描いてるんです。女子高生たちがキャンプする話なんですけど、何も起きないのに目が離せない。テントを張って、カレーヌードル食べて、寝袋に潜り込む。それだけで1話が終わる。でもなぜか、ページをめくる手が止まらないんですよ。

秘密は「間」なんです。セリフとセリフの間に流れる沈黙、湖面を撫でる風、薪が爆ぜる音。そういう余白を、この作家は恐ろしいほど正確に絵にしてる。キャラクターが「何もしてない時間」をちゃんと描けるって、これ相当な画力なんです。

既刊18巻。アニメ化も映画化もされて海外でも観られてますけど、原作にはアニメにない「紙の呼吸」があるんです。コマの大きさが変わるリズム、ページをめくった瞬間に広がる富士山の見開き。あれは映像じゃ再現できない。

キャンプ知識ゼロでも大丈夫。むしろ初心者のほうが楽しめます。主人公たちも最初は何も知らないところから始めますから。読み終わる頃には、なぜか週末の予定を確認してる自分がいるはずです。焚き火の前で、何も考えずにぼーっとする時間がどれだけ贅沢か、この作品が教えてくれますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ゆるキャン△』は全何巻?

現在18巻まで刊行中です。