ザ・ワールド・イズ・マイン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

謎の怪獣「ヒグマドン」が突如日本に出現し、街を蹂躙する。一方、凶悪犯・トシとモンは銃を手に無差別殺戮を繰り返していた。怪獣災害と通り魔事件、二つの暴力が同時進行で日本を襲う中、テレビは連日この狂気を報じ続ける。誰が被害者で、誰が傍観者なのか。境界が溶け始めた世界で、破壊の連鎖だけが加速していく……。

1997年に『ヤングサンデー』で連載が始まった本作は、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2000年には映画化もされた荒井英樹の代表作です。怪獣パニックと通り魔事件という、本来交わらないはずの二つの暴力を同時進行させることで、暴力が「娯楽」として消費される社会の異常性を暴き出しています。トシとモンの狂気は決して理解できないものではなく、むしろ彼らを生んだ社会構造そのものに刃が向けられる。怪獣の破壊も犯罪者の凶行も、等しくメディアの餌食となり、視聴者の好奇心を満たすだけの「ショー」に成り下がっていく様を、荒井は容赦なく描き切りました。緻密な作画と深い人間ドラマが交錯し、読む者の価値観を揺さぶります。

既刊14巻。暴力の向こう側にあるものを、あなたの目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊14巻。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

怪獣が現れて、街が燃える。そのことが、この作品の本質じゃないんです。怪獣は舞台装置に過ぎない。本当に描かれているのは、巨大な暴力の前で剥き出しになる人間の本性なんですよ。

暴力と破壊。この二つの言葉が、ここまで重たく、痛々しく、リアルに響く漫画を他に知りません。荒井英樹という作家は、人間の醜さも弱さも、何一つ誤魔化さず、でも決して突き放さずに描く。読んでいて息が詰まるような緊張感と、なのに目が離せない吸引力がある。

ヤングサンデーで1997年から2000年まで連載され、2000年には映画化もされた作品です。ページをめくる手が震えるような、そういう体験をしたことがありますか。安全な場所から眺める娯楽じゃない。読んだ後、確実に何かが変わってしまう種類の物語なんです。

誰もが心の奥底に持っている暴力性。それを見つめることから逃げない覚悟がある人だけ、手に取ってください。

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よくある質問

『ザ・ワールド・イズ・マイン』は全何巻?

全14巻で完結済みです。