『MARS』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
美術を専攻する無口な少年と、バイクレースに情熱を注ぐ不良。反発し合うはずの二人が惹かれ合い、互いの隠された過去が絡み合っていく。自殺、サイコパス、双子……学園を舞台にしながら、心理の深淵へと踏み込んでいく物語は、どこまで残酷で、どこまで切実なのか。
惣領冬実は『愛してるぜベイベ★★』でも知られる1990年代を代表する少女漫画家だが、本作はその真骨頂と呼べる一作だ。別冊フレンドで1996年から3年余り連載され、第21回講談社漫画賞少女部門を受賞。ロマンスの皮をかぶりながら、実際には人間の傷と再生を徹底的に描き切った作品である。アートとバイクという対照的なモチーフが、それぞれのキャラクターの内面を象徴し、ただ甘いだけではない恋愛のリアリティを生み出している。深い人間描写と心理の掘り下げは、少女漫画の枠を超えて読者を揺さぶる。アジア圏でも翻訳され、特に台湾や韓国で熱狂的に支持された。2016年には映画化もされ、原作の持つ普遍的な魅力が再確認された。
既刊15巻。リアルな恋愛と痛みを求めるなら、この作品を避けて通ることはできません。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞受賞。
既刊15巻。
絵を描くことでしか自分を表現できない少年と、バイクレースに命を懸ける少年。まるで水と油のようなふたりが出会ったとき、お互いの奥底に隠された「過去」が、静かに、でも確実に絡み合い始めるんです。
これ、ただの恋愛漫画じゃないんですよ。双子、自殺、サイコパス——言葉にするだけで重たいテーマが、別冊フレンドという少女誌の枠を超えて、人間の心の奥深くまで踏み込んでくる。惣領冬実さんが描くのは、キラキラした学園生活じゃなくて、傷だらけで、それでも必死に生きようとする10代のリアルなんです。
アートとバイク。静と動。言葉にできない痛みを抱えた者同士が反発し、惹かれ合い、ときに壊れそうになりながらも互いを支えていく——その過程が、1ページ1ページ、胸に刺さってくる。
1996年から1999年まで連載され、2016年には映画化もされました。アジア各国で翻訳され、今も多くの人に読み継がれている理由は、この作品が「恋愛」という名前を借りた、もっと普遍的な何かを描いているからなんです。
隠された過去と向き合う勇気が、ここにあります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『MARS』は全何巻?
全15巻で完結済みです。