『亜人ちゃんは語りたい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校の生物教師・高橋鉄男は、亜人に興味を持ちながらも、これまで一度も出会ったことがなかった。ところが赴任先の学校には、首が取れるデュラハン、吸血鬼、雪女、サキュバスといった亜人の女子生徒たちが在籍していた。鉄男は彼女たちの悩みに耳を傾け、亜人特有の身体的特徴がもたらす日常の困難や、人間社会で生きる戸惑いに向き合っていく……。
ペトスは本作で第1回ヤングマガジン新人漫画賞を受賞し、2013年から2023年までヤングマガジンサードに連載を続けた。亜人というモチーフを、過剰な設定や派手な事件に頼らず、あくまで「身体的特徴を持つ生徒と、それを理解しようとする教師」という構図で描き切った点が特徴だ。デュラハンの町京子が首を抱えて移動する不便さ、サキュバスの佐藤早紀絵が他者に与えてしまう影響への罪悪感。これらは誇張されたファンタジーではなく、マイノリティとしての実感に満ちている。鉄男の視点は冷静で科学的でありながら、生徒たちへの配慮を忘れない。教師と生徒という関係性を崩さず、しかし信頼関係を丁寧に積み上げていく過程には、安易な萌えや恋愛に逃げない誠実さがある。
既刊11巻。2017年にはA-1 Picturesによってアニメ化もされました。亜人を「語る」ことで理解を深めていく、静かで温かい学園ドラマです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊11巻、2017年にアニメ化もされた作品なんです。
デュラハン、サキュバス、吸血鬼、雪女。教科書には載ってるけど実際には会えない存在、それが「亜人」でした。でも彼女たちは実在していて、普通の高校に通っていて、恋もするし悩みもあるんです。この作品が描くのは、そんな亜人の女子高生たちと一人の生物教師の日常なんですよ。
高橋鉄男、生物教師。彼は亜人に学術的な興味があって、でもそれ以上に一人ひとりを「生徒」として見てるんです。首が取れちゃう子の通学カバン問題を一緒に考えたり、人の精気を吸ってしまう体質の子の将来の不安に真摯に向き合ったり。特別扱いするんじゃない、かといって見て見ぬふりもしない。そのバランス感覚が絶妙なんですよ。
教師と生徒の信頼関係ってこういうことなんだって、ページをめくるたび温かい気持ちになります。亜人という設定がファンタジーなのに、描かれてるのは「ちゃんと話を聞いてもらえる」「自分を理解しようとしてくれる大人がいる」っていう、誰もが10代で欲しかったものなんです。
コメディの軽快さと、学園生活のノスタルジーと、人との距離の縮め方の丁寧さ。この三つが絶妙に混ざり合った空気感、他じゃなかなか味わえません。
2013年から2023年まで連載された、ヤングマガジンサードの代表作です。亜人たちの「語りたいこと」、聞いてあげてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『亜人ちゃんは語りたい』は全何巻?
全11巻で完結済みです。