僕と君の大切な話』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校生の相沢夏希は、クラスメイトの森下彩瀬から告白される。感情表現が乏しく、人との距離を保ってきた夏希にとって、それは初めての経験だった。「好き」という言葉の意味を理解できないまま、夏希は戸惑いながらも彩瀬と向き合い始める。二人の関係は、互いの「普通」のズレを確かめ合うように、少しずつ変化していく——。

講談社「Dessert」で2015年から2020年まで連載されたこの作品は、第44回講談社漫画賞少女部門を受賞している。Robicoが描くのは、典型的な少女漫画の恋愛ではありません。感情の機微を捉えるのが苦手な主人公が、「好き」という感情をゼロから理解していく過程が、驚くほど丁寧に描かれる。甘いだけではなく、時に痛々しいほどにリアルな心の動きが、この作品の核にある。告白から始まる物語だが、そこから先が本当のスタート地点なのです。恋愛という感情を「学習」していく過程を、ここまで誠実に描いた少女漫画は稀有でしょう。

既刊7巻。初恋の意味を問い直したい人に、強く薦めたい一作です。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞受賞作なんです。

「ラブコメは苦手」って人にこそ手に取ってほしい。この作品、告白から始まるんですよ。普通は告白がゴールなのに、初対面のクラスメイトに「好きです」と言われたところからスタートする。しかも主人公の女の子、恋愛に全く興味がない。なのに相手の男の子は本気で、諦めない。この逆転した設定が、ありがちな「キュン死に」とは全く違う化学反応を起こすんです。

Robico先生が描くのは、甘いだけじゃない人間の機微。恋愛に不器用な二人が、言葉を交わすたびにほんの少しずつ変わっていく。その変化が、大げさなイベントじゃなくて日常の会話の中に潜んでる。読んでいると、高校時代の自分が誰かの何気ない一言にドキッとした瞬間を思い出すんです。

全7巻という長さも絶妙で、だらだら引き伸ばしてない。二人の関係が進むべき場所まで、丁寧に、でも確実に進んでいく。読み終わったあと、もう一度最初から読み返したくなる。初めて読んだときには気づかなかった伏線や、キャラクターの心情の変化が、二周目でくっきり見えてくるんです。

恋愛漫画に食傷気味な人ほど、この作品の誠実さに驚くと思いますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『僕と君の大切な話』は全何巻?

全7巻で完結済みです。