涼風』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

陸上競技に打ち込む少女・涼風と、彼女に一目惚れした主人公の恋模様を描く青春ラブコメディ。上京してきた少年は、隣人として出会った涼風のクールな態度に翻弄されながらも、彼女との距離を縮めようと奮闘する。同居という設定が生み出す日常の機微と、三角関係が織りなす感情の揺れ動きが物語を駆動していく……。

瀬尾公治の名を世に知らしめた代表作であり、後の『君のいる町』『風夏』へと続く作家性の原点がここにある。週刊少年マガジン連載作品でありながら、ツンデレヒロインの心理描写と、恋愛に不器用な少年の成長を丁寧に追う作風は、従来の少年誌ラブコメの枠を広げた。第48回講談社漫画賞少年部門受賞という評価が示すとおり、青春の痛みと甘酸っぱさを同時に描ききる筆致は確かです。陸上競技という競技性と、銭湯という生活感が同居する舞台設定も巧みで、日常と非日常の境界線上で揺れ動く若者たちの感情をリアルに捉えています。

2005年にはスタジオディーン制作でアニメ化、2007年には実写映画化と、多角的なメディア展開を果たした本作。台湾や韓国を中心としたアジア圏での人気も根強く、海外ファンにとっても忘れがたい一作となっています。全18巻、青春の輝きと痛みを追体験するには十分な分量です。

まだ読んでいないあなたへ

陸上と恋。

この二つを本気でやるとこんなにも苦しいのかって、18巻かけて骨身に染みる作品なんです。

東京の高校に進学した主人公が、下宿先の銭湯で出会った同級生の美少女に一目惚れする。彼女は学校の陸上部のエース。追いかけるように陸上を始めた彼は、走ることの厳しさと、近くにいるのに心は遠い彼女との距離に、何度も何度も打ちのめされていくんです。

この作品、ツンデレなんて可愛い言葉じゃ括れないんですよ。隣の部屋に住んでるのに、練習場で顔を合わせるのに、なぜこんなに届かないのか。そのもどかしさが、ページをめくる手を止めさせない。さらに三角関係が絡んで、誰を選ぶかじゃなくて、自分の気持ちにどう向き合うかっていう、もっと根深い問いが突きつけられるんです。

週刊少年マガジンで5年間連載され、講談社漫画賞も受賞した青春スポーツ漫画。陸上競技の描写は手抜きなしの本格派で、走ることの孤独と歓びが、恋の痛みと重なっていく構成が見事なんです。

瀬尾公治が描く青春は、綺麗事じゃない。汗も涙も、後悔も決断も、全部が生々しくて、だからこそ心に残る。アニメ化も実写映画化もされ、アジアでも熱狂的に支持されたこの作品、本気で走って本気で恋した記憶がある人なら、絶対に胸が締め付けられますよ。

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よくある質問

『涼風』は全何巻?

全18巻で完結済みです。