『最近雇ったメイドが怪しい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
両親を亡くした少年リリスのもとに、ある日一人のメイドがやってくる。彼女の名はつばめ。屋敷の仕事は完璧だが、やたらとリリスに密着し、その距離感はどう見ても「怪しい」。少年の日常は、年上メイドの奇妙な愛情によって静かに——そして確実に侵食されていく……。
昆布わかめのデビュー作にして代表作である本作は、2022年にアニメ化され、第6回次にくるマンガ大賞を受賞するなど、少年漫画の枠を超えた支持を集めた。月刊GANGAN JOKERという雑誌の性質上、派手なバトルや極端なギャグに頼らず、キャラクターの関係性だけで読ませる作劇が求められるが、本作はその要求に正面から応えている。ツンデレという記号だけで片付けられがちなつばめのキャラクターは、実際には「少年への過剰な愛情を抑えきれない大人の女性」という危うさを内包しており、それが日常の些細な瞬間に漏れ出す。リリスの反応もまた、子供なりの警戒と戸惑いを丁寧に描き分けることで、この関係性に独特の緊張感を生んでいる。コメディとロマンスの境界を絶妙に揺らがせる手腕は、確かな読者の信頼を得た証だろう。
既刊8巻。少年とメイドの、少しだけ歪んだ日常を覗いてみてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊8巻。
この距離感、一度ハマったら抜け出せないんです。
『最近雇ったメイドが怪しい』は、亡くなった両親の後を継いで屋敷の主人となった少年と、新しく雇ったメイドの日常を描いた作品なんですが、このメイドがとにかく怪しい。完璧な家事をこなしながら、やたらと主人である少年に近づいてくる。その距離、明らかにメイドとしての職務を超えてるんですよ。
でも、これ決していやらしい話じゃないんです。むしろ読んでいて感じるのは、二人の間に流れる不思議な信頼感。少年は孤独だった。メイドは何かを抱えている。その二人が屋敷という閉じた空間で、少しずつ心の距離を縮めていく過程が、恐ろしく丁寧に描かれているんです。
特筆すべきは空気感の演出。セリフで説明しない。表情で語る。間で伝える。一コマ一コマの積み重ねが、読者の心に「ああ、この二人、このままずっとこうしていてほしい」という感情を静かに刻み込んでいく。
アニメ化もされて、第6回次にくるマンガ大賞も受賞している作品です。月刊GANGAN JOKERで連載されていました。コメディとしても一級品で、クスッと笑える場面が随所にある。でも笑った後に残るのは、温かさなんです。
大切な人との距離って、近すぎても遠すぎてもダメで。その絶妙なバランスを探り続ける二人の物語、読んでみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『最近雇ったメイドが怪しい』は全何巻?
全8巻で完結済みです。