君は夏のなか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校生活、親友、そして夏。ありふれた日常のなかで、少年は友人への想いが「友情」の境界を越えていくことに気づいてしまう。gateau誌で連載され、第1回gateauコミック大賞を受賞した本作は、親友への告白という決断と、それがもたらす関係の変容を描いた学園ドラマだ。映画や夏の風景を背景に、少年たちの心の揺れが静かに、しかし確実に刻まれていく。

ふるやなぎさはBL漫画家として感情豊かなストーリーテリングで知られる作家ですが、本作はその繊細な心理描写が存分に発揮された一作です。親友との関係が変わることへの恐れ、想いを伝えることの重さ、そして失踪という予期せぬ事態。恋愛と友情の境界線上で揺れる少年の内面を、過剰な演出に頼らず丁寧に積み重ねていく手法は、読者に「共感」ではなく「理解」を迫ってきます。続編にあたる『君と夏のなか』も刊行されており、物語はさらなる展開を見せているようです。

既刊3巻。夏という季節が持つ祝祭性と残酷さを背景に、少年たちの関係がどこへ向かうのか、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

親友に恋をした夏を、あなたは覚えていますか。

高校生活のなか、いつもそばにいた友達への感情が、ある日突然「好き」に変わる瞬間があるんです。でもそれを口にしたら、今のこの関係が壊れてしまうかもしれない。映画を一緒に観て笑い合う放課後も、夏休みのだらだらした時間も、全部失ってしまうかもしれない。そんな怖さと、でも伝えずにはいられない想いが、胸の奥でせめぎ合う。

『君は夏のなか』は、その切なさを容赦なく描き出すんです。告白という一線を越えたとき、二人の日常はどう変わるのか。友情でもなく、恋人でもない、名前のつけられない関係のなかで揺れ動く心の機微が、ページをめくる手を止めさせません。

そして作品の核にあるのが「失踪」という出来事なんですよ。誰かがいなくなる。その空白が、残された者の心に何を刻むのか。夏の眩しさと、その裏にある喪失感が、静かに、でも確実に読者の胸に染み込んでいきます。

gateauコミック大賞受賞作。既刊3巻。ふるやなぎさが紡ぐ、取り返しのつかない夏の物語です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『君は夏のなか』は全何巻?

全3巻で完結済みです。