ワンナウツ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

プロ野球の世界に、一人の異端児が現れる。天才的な頭脳を持つ投手・渡久地東亜。彼が挑むのは、単なる試合ではない。球団オーナーとの「ワンナウツ契約」——アウトを取れば報酬、打たれれば罰金という極限のギャンブル。野球という競技を、緻密な心理戦と戦略の舞台へと変貌させていく……。

『ライアーゲーム』で知られる甲斐谷忍が、ビジネスジャンプ誌上で放った異色のスポーツ漫画である。野球を題材にしながら、その本質は福本伸行作品に連なる「頭脳戦」の系譜に属する。渡久地は球速も遅く、決して万能な投手ではない。だが彼は相手打者の心理を読み切り、配球と駆け引きで圧倒する。ストレートな努力や根性ではなく、冷徹な計算と操作で勝利を掴む主人公像は、当時の野球漫画としては極めて特異だった。第3回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2009年にはマッドハウスによるアニメ化も実現。海外でも翻訳され、アメリカやフランス、韓国の読者から支持を得ている。

既刊20巻。野球を「騙し合い」として描き切った、唯一無二の傑作です。

まだ読んでいないあなたへ

野球漫画なのに、バットを振るシーンより心理戦の描写のほうが圧倒的に多いんです。

主人公は天才投手でもなければ努力家でもない。賭博野球「ワンナウツ」で無敗を誇る男が、プロ野球という巨大なビジネスの世界に足を踏み入れたとき、彼が武器にするのは剛速球でも魔球でもなく、人間の心理を読み切る頭脳だけ。オーナーとの契約内容すら勝負の場に変えてしまうこの男、一球ごとに相手の思考を解体していく様は、もはやスポーツの領域を超えています。

『カイジ』『アカギ』の甲斐谷忍が描くのは、汗と涙の青春野球じゃない。計算され尽くした罠と、それを見破る洞察力のぶつかり合い。相手バッターの癖を利用し、審判の視線を誘導し、チームメイトさえも駒として動かす。一見冷酷に見える主人公の行動の裏に、どんな意図が隠されているのか。答えが明かされる瞬間、ページをめくる手が震えるんです。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。既刊20巻。

野球のルールを知らなくても読めます。むしろ「人を出し抜く快感」を知りたい人にこそ手に取ってほしい。この主人公、傲慢で操作的で、でも、勝つためなら誰よりも頭を使う。その姿が妙に格好いいんですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ワンナウツ』は全何巻?

全20巻で完結済みです。