『大正処女御伽話』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大正時代、事故で右手の自由を失った志磨珠彦は、失意のうちに父から田舎の別荘へと追いやられる。そこへ現れたのは、妻として買われてきた少女・夕月だった。「珠彦様のお嫁さんになれて、本当に嬉しいです」──屈託のない笑顔でそう告げる彼女に、珠彦は戸惑いを隠せない。望まぬ結婚、不自由な身体、そして人生への諦め。だが夕月の献身的な優しさは、少しずつ珠彦の閉ざされた心を溶かしていく……。
桐丘さなが『ジャンプSQ』で連載し、講談社漫画賞少年部門を受賞した本作は、大正という時代設定を単なる背景にとどめない。男尊女卑の価値観が色濃く残る社会で、夕月の無垢な善意と珠彦の不器用な自己嫌悪がぶつかり合い、やがて二人が対等な関係へと歩み出す過程が、丁寧に描かれています。アニメ化・実写映画化もされ、英語圏を含む海外でも高い評価を得ているのは、この「愛によって人が変わる」という普遍的なテーマを、時代の制約と少年少女の成長譚として昇華させたからでしょう。続編『昭和乙女お伽話』へと繋がる作者の「時代×恋愛」シリーズの原点です。
既刊5巻、一組の夫婦が歩む再生の物語を、あなたもぜひ見届けてください。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞受賞、アニメ化・実写映画化、全5巻完結。
大正時代、不幸が重なって心を閉ざした少年のもとに、ある日突然、無垢な少女が嫁としてやってくるんです。彼女は屈託なく笑い、優しく寄り添い、不器用な彼の日常を少しずつ変えていく。この作品、ただの甘い恋愛譚じゃないんですよ。
傷だらけの人間が、誰かの温もりでゆっくり溶けていく過程を、これほど丁寧に描いた漫画はなかなかありません。少女の純真さは時に痛々しいほどで、でもその眩しさこそが、闇に沈んでいた少年の世界を照らすんです。お見合いで始まった同居生活が、やがて本物の絆へ変わっていく姿に、胸が熱くなります。
大正という時代の空気感も見事で、田舎の風景や当時の暮らしが、二人の距離を縮める舞台として機能している。歴史ものでありながら、そこにあるのは普遍的な「人と人が寄り添う尊さ」なんです。
Jump SQ連載で、続編「昭和乙女お伽話」も描かれている桐丘さなの代表作。海外でも高く評価され、多言語で読まれている理由がわかります。優しさが人を救うって、こういうことなんだって教えてくれる物語です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『大正処女御伽話』は全何巻?
全5巻で完結済みです。