『ぼくらの』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
夏休み、海辺で見つけた洞窟で謎の装置を発見した少年少女たち。そこで彼らは「ゲーム」への参加契約を結んでしまう。やがて巨大ロボットが出現し、子供たちは交代でそれに乗り込み、地球を襲う敵と戦うことになるのだが……。
鬼頭莫宏がIKKI誌上で描いたこの作品は、少年少女とロボットという王道の組み合わせを、まったく別の地平へと引きずり込んだ。ゲームとして始まった戦いは、やがて取り返しのつかない現実として子供たちの前に立ちはだかる。本作が第13回日本メディア芸術祭優秀賞を受賞したのは、そのストーリー構造の周到さと、子供という存在を通じて描かれる哲学的な問いの深さが評価されたからだ。アニメ化・実写映画化もされたが、原作漫画の持つ緊張感と暗さは、鬼頭作品でなければ生み出せなかったものだ。既刊11巻というコンパクトな巻数の中に、膨大な重さが封じ込められている。
希望を語る物語ではない。だが、そこにあるのは確かに「子供」の姿です。
まだ読んでいないあなたへ
選ばれたのは、中学1年生でした。
夏休み、海辺の自然学校に集まった15人の少年少女。洞窟で見つけた不思議な機械の前で、彼らは何気なくゲームの契約書にサインしてしまうんです。翌日、突如として現れた巨大ロボット「ジアース」。そして告げられる、取り返しのつかない契約の内容。パイロットは一人ずつ順番に選ばれ、地球を守るために戦わなければならない。そして戦いが終われば——。
鬼頭莫宏が描くのは、ロボットバトルの興奮ではなく、命の重さと向き合わされた子どもたちの魂の記録なんです。戦う理由も、生きる意味も、突きつけられた現実の前で一人ひとり違う。家族に言えない秘密を抱えた子。大人への復讐を胸に秘めた子。ただ純粋に誰かを守りたいと願う子。15人それぞれの人生が、戦いのたびに一つずつ、容赦なく掘り下げられていきます。
この作品が日本メディア芸術祭で優秀賞を受賞したのは、単なる「重い話」だからじゃないんです。子どもたちが限界状況で見せる、嘘のない感情。守りたいものと奪われるもの。その一つひとつが、読む者の心を抉るほどリアルで、だからこそ目が離せなくなる。
既刊11巻で完結している本作、一度手に取ったら最後まで読まずにはいられません。ラストシーンで、あなたは必ず何かを持ち帰ることになります。それが何かは、読み終えたあなただけが知っている。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ぼくらの』は全何巻?
全11巻で完結済みです。