『早乙女選手、ひたかくす』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校の女子ボクシング部に所属する早乙女ほのか。彼女は類稀なる才能を持つアスリートでありながら、日常生活では極度の恋愛音痴。ひょんなことから同級生の小柄な男子生徒・二ノ宮がトレーナー役を務めることになり、ふたりは秘密の関係を築いていく。リング上では圧倒的な強さを誇る彼女が、恋愛の前では途端に不器用になる。その落差は、一体どこへ向かうのか……。
『ビッグコミックスピリッツ』で2018年から2020年まで連載され、既刊10巻で完結した本作は、第1回マンガ大賞を受賞した水口尚樹の代表作である。スポーツ漫画でありながら、試合描写よりも日常のコメディに重心を置いた構成が特徴です。筋肉質な女子選手と小柄な男子という身長差・体格差を軸に、デートひとつとっても不慣れな主人公たちの関係性を丁寧に描く。いわゆる「格差恋愛」の図式を、性別を反転させることで新鮮な味わいに仕上げている。青年誌らしい落ち着いた作画と、過剰にならない笑いのバランスが心地よい。
恋もボクシングも、初めてのことばかり。ふたりの成長を見届けたいなら、今が読み時です。
まだ読んでいないあなたへ
完結10巻。
まず言わせてください、こんな恋愛漫画、見たことないんです。
主人公は身長160cmの高校生男子。ヒロインは筋肉ムキムキの女子ボクサー。この設定だけで「ああ、ギャグ系ね」と思ったあなた、完全に裏切られます。二人の関係は、彼女がトレーナーで彼が選手を支える側という、一般的な恋愛漫画とは真逆の構図。でもそこに、嘘みたいに真っ直ぐな恋が芽生えるんです。
圧倒的なのは、早乙女選手という女性の描き方なんですよ。鍛え上げられた肉体を持ちながら、恋愛経験はほぼゼロ。リング上では冷静沈着なのに、デートとなると何もかもが初めてで不器用で。この「強さ」と「初々しさ」のギャップが、計算じゃなく本物の人間として息づいているんです。
そして主人公。小柄で非力な彼が、彼女の強さを肯定し、尊敬し、支えようとする姿勢に胸を打たれます。「守られる」ことを前提としない恋愛って、こんなにも清々しいのかと。二人がぎこちなく距離を縮めていく過程が、もどかしくて、愛おしくて、読んでいてこっちまで顔が熱くなるんです。
ビッグコミックスピリッツ連載、第1回マンガ大賞受賞作。ボクシングシーンの迫力も本物ですが、何より「こういう関係もあるんだ」という発見が、読後ずっと心に残ります。
二人の秘密の関係が、どう深まっていくのか。ぜひ見届けてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『早乙女選手、ひたかくす』は全何巻?
全10巻で完結済みです。