『トライガン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
砂漠の惑星を舞台に、赤いコートをまとった金髪のガンマン、ヴァッシュ・ザ・スタンピードが放浪する。彼の首には600万ダブドルの賞金がかけられ、どこへ行っても災厄が起きるため「人間台風」の異名で恐れられているが、実は誰も殺さない平和主義者。西部劇の荒野とSFの近未来技術が混在する世界で、ヴァッシュは追っ手や賞金稼ぎに追われながら、己の信念と向き合い続ける……。
内藤泰弘がヤングキングアワーズで1995年から連載を開始した本作は、発表当時から国内外で熱狂的な支持を集め、1997年には第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。西部劇の様式美とSF的ガジェット、コメディとシリアスドラマの落差を自在に操る構成力、そして「不殺」を貫く主人公の苦悩を描く物語は、90年代青年誌において異彩を放つ作品だった。翌年にはマッドハウスによるアニメ化、アメリカではダークホースコミックスからの英語版刊行と、国境を越えて評価を得たことも特筆すべきだろう。ガンアクションの迫力と、哲学的な問いを両立させる筆致は、のちの作品群にも通じる内藤泰弘の作家性を確立している。
既刊17巻。人を殺さずに戦い続けることの意味を問うた傑作が、ここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
600万ドルの賞金首が、銃を抜かない。
荒廃した砂漠の惑星を舞台に、赤いコートの男・ヴァッシュが駆け抜けるんです。誰よりも速く、誰よりも正確に撃てる男が、どうしても引き金を引かない。人を殺さないという誓いを守るために、自分の体が傷だらけになっても、周りから笑われても、絶対に曲げないんですよ。
この矛盾が、物語全体に緊張を生むんです。西部劇の荒々しさと、SFの壮大さと、人間ドラマの切なさが、一つの世界に共存している。コメディタッチで始まった場面が、次の瞬間には息が詰まるほどシリアスになる。そのテンポの切り替わりに、ページをめくる手が止まらなくなります。
「人を殺さない」という信念を貫くことが、どれほど過酷か。敵は容赦なく襲ってくるし、守りたい人たちは次々と危険にさらされる。それでもヴァッシュは、誰の命も諦めない道を選び続けるんです。その姿勢が、読んでいるこちらの胸に突き刺さってくる。
内藤泰弘が描く線は、荒々しくて繊細で、アクションシーンの迫力が尋常じゃないんですよ。銃撃戦の緊張感、砂嵐の中での立ち回り、一瞬の判断で命運が分かれる瞬間。どのコマも目が離せません。
第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、世界中で愛されている理由が、読めば分かります。既刊17巻、この熱量を体験してください。
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よくある質問
『トライガン』は全何巻?
全17巻で完結済みです。