かくかくしかじか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校時代、自分を天才だと信じて疑わなかった林明子は、スパルタ絵画教室の竹田先生に出会う。容赦ない指導と罵倒の日々。それでも美大を目指し、やがて漫画家への道を歩み始める彼女の前に、竹田先生は常に立ちはだかり、時に支え続けた……。

東村アキコが自身の青春時代を赤裸々に描いた自伝的作品だ。『海月姫』『東京タラレバ娘』で痛快なコメディを描いてきた作者が、本作では笑いの中に切実な自己省察を織り込む。未熟で自惚れていた少女が、恩師との日々を通して漫画家として、人間として成長していく軌跡。そこには東村作品特有のテンポの良さがありながら、師弟関係の重みと喪失の痛みが静かに横たわっています。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、アニメ化・実写映画化もされた本作は、創作に携わる人間なら誰もが胸を突かれるはずです。

笑って泣ける自伝というジャンルは数あれど、ここまで恩師への感謝と後悔を誠実に描き切った作品は稀有でしょう。全5巻、必読です。

まだ読んでいないあなたへ

自分の才能を、誰かに叩き潰されたことはありますか。

高校時代、東村アキコは自分を「絵の天才」だと信じて疑わなかったんです。地元では敵なし、美大予備校に通えば講師にチヤホヤされ、鼻高々で描き続けた日々。でもある日、出会ってしまったんです。一切の甘えを許さない、口より先に手が出る、でも絵を教えることに人生を賭けた、あの恩師に。

「かくかくしかじか」は、漫画家・東村アキコが自分の10代から20代を振り返った自伝的作品です。美大受験、挫折、漫画家デビュー、そして取り返しのつかない後悔まで。全5巻、一切の美化なしで描き切っています。

すごいのは、東村さんが当時の自分を徹底的に「ダメな子」として描いているところなんですよ。調子に乗り、恩を忘れ、大事な人を後回しにし続けた若い日の自分。読んでいてこっちが居たたまれなくなるほど。でもだからこそ、先生との日々が、どれほどかけがえのないものだったかが、ページをめくるごとに胸に迫ってくるんです。

笑えます。泣けます。そして最後には、自分の人生を振り返らずにいられなくなります。大切な人に、ちゃんと言葉を伝えているだろうかって。

第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。読み終わったあと、必ず誰かに話したくなる作品です。

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よくある質問

『かくかくしかじか』は全何巻?

全5巻で完結済みです。