『おはよう、いばら姫』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
裕福な家に生まれながら親に放棄され、屋敷で孤独に暮らす少女のもとに、彼女にしか見えない幽霊が現れる。その幽霊は家政夫として働き始め、二人の奇妙な共同生活が始まる。他人には見えない存在との日々は、やがて少女の閉ざされた心を溶かしていく……。
森野萌が2012年から「デザート」で連載したこの作品は、憑依や超自然的要素を扱いながらも、決してファンタジーに逃げない。家政夫として働く幽霊という設定の面白さもさることながら、主人公である男性が先に恋に落ちるという構図が物語に独特の切なさを生んでいます。親に放棄された少女と、彼女を守ろうとする見えない存在。この二人の関係性は、ただのラブコメではなく、心の傷を抱えた者同士が寄り添う姿を丁寧に描き出している。コメディとドラマのバランスが絶妙で、笑いの裏に常に痛みが潜む。初キスをめぐるエピソードも、軽やかさの中に切実さが滲む。
既刊6巻で完結したこの作品は、少女漫画の王道を踏まえつつ、どこか異質な読後感を残します。見えないものを見る少女の物語を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
家政夫の男子高校生が、裕福なお嬢様に憑いた幽霊に恋をする。
こんな設定、読んだことありますか? 「おはよう、いばら姫」は、他の人には見えない幽霊が見える主人公が、彼女の体に憑依している存在に惹かれていくという、予想を裏切る恋物語なんです。
主人公は家政夫として働く高校生。親に捨てられた過去を持ち、生活のために他人の家で家事をこなす日々を送っています。そんな彼が、裕福な家のお嬢様の家で働くことになるのですが、彼女には誰にも言えない秘密がある。彼だけに見える、彼女に憑いた存在——その姿に、彼は次第に心を奪われていくんです。
恋に落ちるのは、いつも男の子が先。でもその相手は、普通の恋愛では決して結ばれることのない存在。憑依という超自然的な設定を使いながら、心理描写は驚くほど繊細で、キスひとつにも切なさが詰まっています。
少女漫画の枠を超えた、不思議で切ない恋の行方。2012年から「デザート」で連載され、既刊6巻で完結しているので、一気読みできるのも魅力です。
誰にも見えないものを見てしまう孤独と、それでも人を好きになる勇気。この作品には、そんな普遍的な感情が詰まっているんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『おはよう、いばら姫』は全何巻?
全6巻で完結済みです。