『ヴァンパイア騎士 (ナイト)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
私立黒主学園には、昼間部と夜間部が存在する。昼間部の生徒たちは知らないが、夜間部の美しき生徒たちの正体は吸血鬼だ。主人公・黒主優姫は、学園長の養女として「風紀委員」の任を受け、二つの部の境界を守る役目を担っている。彼女を護るのは、同じく風紀委員の錐生零。だが零もまた、ある秘密を抱えていた……。
樋野まつりが2004年から『LaLa』誌上で連載を開始した本作は、少女漫画における吸血鬼ものの新たな潮流を作り出した。単なるロマンスに留まらず、吸血鬼社会の階級構造や、ハンターとの対立といった重層的な設定を導入することで、物語に深みを与えている。優姫を中心とした三角関係は、甘美なだけでなく、それぞれが背負う宿命と過去によって悲劇的な色彩を帯びていく。夜間部の生徒たちが纏う耽美な雰囲気と、昼間部との緊張関係が生み出すサスペンス。この二つの要素が絶妙に絡み合い、読者を物語の深部へと引き込んでいくのです。
2008年のアニメ化、2017年の実写映画化を経て、本作は国内外で広く支持を得ました。既刊19巻、少女漫画の金字塔として君臨し続ける本作を、今こそ手に取るべきです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊19巻。
アニメ化も映画化もされたこの作品を、まだ手に取っていないなら、あまりにもったいないんです。
『ヴァンパイア騎士』は、人間と吸血鬼が共存する学園を舞台にした物語なんですが、これが単なる学園ロマンスじゃないんですよ。樋野まつりさんが描き出すのは、立場の違いが引き裂く関係性の残酷さと、それでも惹かれ合わずにいられない感情の激しさです。昼間は人間のクラス、夜は選ばれた吸血鬼のクラス。同じ校舎で、決して交わってはいけない二つの世界が隣り合っているという設定だけで、もう息が詰まるような緊張感があります。
この作品の凄みは、主人公が置かれた状況の複雑さにあります。守るべき者と愛する者が違う立場にいる時、人はどう選択するのか。血の繋がり、過去の記憶、そして階級という壁。一つ一つが重く絡み合って、読んでいるこちらまで心が引き裂かれそうになるんです。
2004年から2006年にかけて「LaLa」で連載され、LaLa大賞まで受賞した本作。美しい作画とシリアスな展開が、国内だけでなくアジア全域で多くの読者を魅了してきました。
ページを開けば、甘美でありながら痛みを伴う感情の渦に巻き込まれます。これは、誰かを想う気持ちの強さを、本気で描き切った作品なんです。
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よくある質問
『ヴァンパイア騎士 (ナイト)』は全何巻?
全19巻で完結済みです。